2026年4月17日スタート、テレ東ドラマ9『刑事、ふりだしに戻る』のロケ地を、登場人物の足跡で読み解きます。主演・濱田岳が演じるのは、山梨県警古田署の刑事・百武誠(ひゃくたけ・まこと)。通称「モブさん」と呼ばれる影の薄い刑事が、銃撃された瞬間に10年前の2016年へタイムリープ——人生2周目で恋人・佐伯美咲(石井杏奈)を救えるのか、という人間ドラマ×ミステリーです。
本作のロケ地は山梨県富士吉田市・甲府市と東京都あきる野市を中心に展開。架空の「古田警察署」は山梨県庁旧館で、百武が飛び降りる橋は東京・あきる野の歴史的遺産・旧東秋留橋です。本記事は予告編の画角照合・公式SNS・ファンの目撃情報を突き合わせて特定したロケ地のみ掲載します。推測ベースの「撮影候補」は記載しません。
しおり『刑事、ふりだしに戻る』、第1話の橋から飛び降りるシーンが衝撃的でしたよね。あの橋ってどこなんだろう?って気になって調べたら、東京都あきる野市の戦前築の橋でした。富士吉田の商店街シーンと合わせて、登場人物の足跡で読み解いていきます。
『刑事、ふりだしに戻る』ロケ地一覧(撮影追跡)
| 場所 | 撮影期間 | 目撃情報・特定根拠 | 該当シーン |
|---|---|---|---|
| 旧東秋留橋(東京都あきる野市雨間1076) | 2026春 | 予告編画角照合・X目撃情報 | 第1話:百武が橋から飛び降りる |
| レストランM-2前/富士みち(山梨県富士吉田市下吉田3-6-45) | 2026春 | 「インディアン少女看板」で特定 | 第1話 0:11:百武が槇村を目撃 |
| 新世界乾杯通り/CHIN CHIKI周辺(山梨県富士吉田市下吉田3-12-67) | 2026春 | 飲み屋街の構造で特定 | 第1話 0:33〜34:タイムリープ後の目覚め |
| レストランM-2〜アルガ化粧品店の道路(同上) | 2026春 | 商店街内・目撃情報 | 第1話 0:38〜41:3刑事vs覆面男の格闘 |
| 山梨県庁旧館(山梨県甲府市丸の内1-6-1) | 2026春 | 複数のロケ地特定ブログで一致 | 全話:古田警察署 外観 |
| かすがも〜る/平和通り(山梨県甲府市中央) | 2026春 | spotlightpeople2025.com | 各話:聞き込み・日常シーン |
| 月江寺商店街(山梨県富士吉田市下吉田) | 2026春 | spotlightpeople2025.com | 各話:レトロ商店街の過去シーン |
| 山梨県立甲府西高等学校(山梨県甲府市下飯田2-2-1) | 2026春 | spotlightpeople2025.com | 回想話:百武・美咲の高校時代 |
| 富士山ふれあい公園(山梨県南都留郡富士河口湖町) | 2026春 | spotlightpeople2025.com | 各話:百武の心理描写 |
百武が「ふりだし」に戻る橋——旧東秋留橋(あきる野市)
| 名称 | 旧東秋留橋(きゅうひがしあきるばし) |
|---|---|
| 住所 | 東京都あきる野市雨間1076 |
| 登場話 | 第1話(2026年4月17日放送・予告編0:43〜0:44) |
| シーン | 百武が銃撃され橋から飛び降りる/タイムリープの起点 |
| 最寄駅 | JR五日市線「秋川駅」徒歩約15分 |
| 建造 | 1939年(昭和14年)/鉄筋コンクリート造アーチ橋/長さ149.7m・幅6.2m |
| 指定 | 日本近代土木遺産 |
第1話、百武が銃弾を受けて橋から落ちる核心シーン
第1話予告編の最終盤、銃撃された百武が古いアーチ橋の欄干を越え、川面へ落下するカット。彼が次に目を覚ますのは10年前——タイムリープ作品の最重要シーンです。墜落していく刹那、橋のアーチの曲線と空のコントラストが画面を支配します。
百武にとって旧東秋留橋は何だったのか
百武誠は「モブさん」と呼ばれる、影の薄い刑事。10年前に恋人・佐伯美咲を事件で失い、出世街道を行く同期・吉岡(鈴木伸之)を横目に、冴えない日々を送ってきた人物です。同僚の川島久美(板谷由夏)にも、上司の黒崎淳(生瀬勝久)にも顔を覚えられない——そんな彼の人生が、この橋で終わり、同時に始まる。
選ばれた橋が1939年建設の旧東秋留橋であることは、登場人物視点で読むと深い意味があります。日本近代土木遺産に登録されたこのアーチ橋は、80年以上前から多摩川に架かり続けている「時を超えた構造物」。タイムリープという非現実的な設定の起点として、「変わらないもの」の象徴を選んだ演出です。橋自体が「人生のふりだし」の比喩——百武の物語にこれ以上ふさわしい場所はありません。
予告編の画角照合から旧東秋留橋と確定するまで
第1話予告編0:43〜0:44に映る橋の特徴を、画像照合で特定しました。
- アーチ橋の形状:戦前の鉄筋コンクリート造の特徴的な多連アーチが映り込んでいる
- 橋桁の長さ・欄干のデザイン:1939年建造の旧東秋留橋(東京都あきる野市雨間1076)と完全一致
- 河川の幅・土手の様子:秋川(多摩川支流)の川幅・土手の傾斜と合致
- X上の目撃情報:撮影スタッフ車両があきる野市内に集まっていたという証言
都内のアーチ橋でこの規模かつ戦前築のものは限られており、フレームに映る欄干の意匠の個性が決定打となりました。
富士みちのレストランM-2前——百武が10年前の真犯人を見つける昭和の商店街
| 名称 | レストランM-2/富士みち(本町通り) |
|---|---|
| 住所 | 山梨県富士吉田市下吉田3-6-45 |
| 登場話 | 第1話(予告編0:11/0:38〜0:41) |
| シーン | 百武が槇村を目撃/3刑事vs覆面男の格闘 |
| 最寄駅 | 富士急行線「下吉田駅」徒歩約8分 |
| 営業時間 | 11:00〜15:00/17:00〜21:00(定休日:要確認) |
タイムリープ後、百武がレストランM-2前で見つけた最初の手がかり
第1話予告編0:11、百武が街頭で「ある人物」を発見するシーン。タイムリープした百武にとって、ここは未来を変えるための最初の目撃地点です。10年後の世界で見失った真実を、10年前の同じ街角で見つけ直す——タイムリープ作品の醍醐味が詰まった一瞬です。
富士みちの変わらない景観が描く「10年前と10年後」の重なり
富士みちは、富士吉田市の下吉田駅前から伸びる、昭和の雰囲気を色濃く残した商店街。レトロな個人商店や飲食店が並び、平日でも観光客がふらりと立ち寄る場所です。百武が「10年前」と「10年後」の同じ場所を歩くことで、時間の経過を視覚的に対比できる——この演出意図が、富士みちが選ばれた理由です。
レストランM-2は、この地で長年営業する洋食店。店頭の「インディアン少女のイラスト看板」がレトロ感の象徴となっており、撮影フレームに必ず収まる構図で配置されています。看板の不変性と、百武の人生の可変性のコントラストが、本作の世界観そのものです。
「インディアン少女の看板」がレストランM-2と確定させた決定打
予告編に映る商店街のフレームには、特徴的な「インディアン少女のイラスト看板」が確認できます。この看板は富士吉田市・下吉田のレストランM-2の店頭看板であることがファンによって特定されました。富士吉田市の本町通りの景観(電柱の配置・歩道幅・周辺の建物)も予告編の画角と完全一致しています。
また予告編0:38〜0:41の格闘アクションシーンは、レストランM-2からアルガ化粧品店までの道路上で撮影。狭い商店街の道路で繰り広げられる接近戦で、黒崎刑事(生瀬勝久)・川島刑事(板谷由夏)・百武の3人が覆面男に立ち向かう緊張感が、両側の店舗から圧迫されるような構図で表現されています。
各話で印象に残るロケ地
第1話、百武が泥酔から目覚める新世界乾杯通り(CHIN CHIKI周辺)
タイムリープ直後、百武がゴミ置き場付近で目を覚ますシーン(予告編0:33〜0:34)の撮影地は、富士吉田市の新世界乾杯通り。この飲み屋街にあるPub&BAR CHIN CHIKI(山梨県富士吉田市下吉田3-12-67)の周辺です。
新世界乾杯通りは、富士吉田市・下吉田駅の北西に広がる小さな飲み屋街。昭和の戦後復興期に形成された雑多な路地で、令和の今もその雰囲気を残しています。「人生2周目」を始める百武が、まず目を覚ます場所として、これ以上ない「人生のどん底からの再出発」の演出です。雨と煙草の匂いがしそうな路地裏——そこから物語が転がり始めます。
古田警察署の外観に使われた山梨県庁旧館(甲府市丸の内)
「山梨県警古田署」の建物外観として使われているのが、山梨県庁旧館(山梨県甲府市丸の内1-6-1)。重厚感のある戦前築の建築物で、刑事ドラマの警察署として説得力のある外観を持っています。山梨県庁旧館は近代建築のロケ地として複数の作品で使われており、その「組織の厳格さ・伝統」を象徴する佇まいが本作の古田署像とマッチしています。
百武の職場であり、彼が「モブさん」として疎外感を抱えながらも10年通い続けた場所。タイムリープ後にここに戻ったとき、彼の見える景色がどう変わるのか——登場人物視点で読むと、「変わらない建物の中で人生だけが変わる」という対比が際立ちます。
かすがも〜る/平和通り(甲府市)
百武が聞き込みや日常の捜査で歩く商店街は、甲府市中心街のかすがも〜ると平和通り。県庁旧館(古田署)から徒歩圏内にあるアーケード街で、刑事の日常動線として無理のない距離感です。
月江寺商店街(富士吉田市)
下吉田駅近くの月江寺商店街は、過去回想シーンの舞台。富士みちと同じく富士吉田市内にあり、百武と佐伯美咲の10年前の記憶を呼び起こすロケーションとして選ばれています。
百武と美咲の高校時代を映す山梨県立甲府西高等学校
10年前のさらに前、百武と美咲の高校時代の回想で使われるのが、山梨県立甲府西高等学校(甲府市下飯田)。実在の県立高校で、校舎外観と校門が回想シーンに登場します。
富士山ふれあい公園(通称ドラゴンパーク)
富士河口湖町の富士山ふれあい公園(通称ドラゴンパーク)は、富士山を望む芝生の公園。百武が事件と感情を整理する心理描写シーンで使われます。富士山という「絶対に動かない山」を背景に、揺れる主人公の心情が映し出される構図は、タイムリープ作品の象徴的な絵作りです。
キャラの動線に重なるロケ地
『刑事、ふりだしに戻る』のロケ地は、登場人物それぞれの行動範囲を象徴的に切り分けています。
百武誠(濱田岳)が富士吉田と甲府を往復する「中間者」の動線
百武の動線は、職場のある甲府市(古田署=山梨県庁旧館)と、自宅周辺と思われる富士吉田市(富士みち・新世界乾杯通り)の往復が軸。地理的に2拠点を行き来する人物配置は、彼が「組織の人」と「日常の人」の両方を生きている象徴です。タイムリープ後、彼が最初に目を覚ますのが富士吉田であることは、つまり彼の「素」がそこにあるという暗喩でもあります。
佐伯美咲(石井杏奈)の記憶が宿る甲府西高と月江寺商店街
10年前に亡くなった恋人・美咲の回想は、山梨県立甲府西高校と月江寺商店街を中心に描かれます。共通するのは「百武が今も足を運べる場所」であること。彼女が物理的にいなくても、空間として残っているからこそ、百武はタイムリープの動機を持ち続けられる——という構造です。
吉岡・川島・黒崎が動く古田署(山梨県庁旧館)の権力地図
百武と対比される出世株の同期・吉岡、上司の黒崎、同僚の川島は、古田署(山梨県庁旧館)を主戦場とする「組織の人」たち。古田署外観に重厚感のある県庁旧館を選んだことで、彼らが組織の中で生きている感覚を視覚的に強化しています。
過去作品でのロケ地利用歴
富士みち(本町通り)と旧東秋留橋は、過去にも複数の映像作品で使われてきた撮影地です。
- 富士みち:富士吉田市の昭和レトロ商店街として、複数のドラマ・映画・MVで撮影実績あり。富士山ビューと昭和の街並みが同時に映る画角は他に代えがたい。
- 旧東秋留橋:戦前の鉄筋コンクリートアーチ橋として歴史劇・サスペンス・MVなど多ジャンルで使用。日本近代土木遺産という公式肩書きが、撮影許可と同時に作品の格を引き上げる効果も。
- 山梨県庁旧館:近代建築のロケ地として警察・行政・歴史物の重厚なシーンに頻繁に登場。
これらの「ロケ地としての常連」を本作が選んだ意味は、視聴者が「どこかで見たことがある懐かしい風景」を無意識に重ねながら本作を観ることで、タイムリープ作品の「既視感」というテーマと自然に共鳴することです。
百武の足跡をたどる聖地巡礼ルート
『刑事、ふりだしに戻る』のロケ地は、富士吉田市・甲府市・あきる野市の3エリアに分散しています。物語の時系列に沿って巡るなら以下のルートが効率的です。
1日コース:富士吉田+甲府の山梨集中ルート
- 9:00 富士急行線「下吉田駅」集合
- 9:30 月江寺商店街(10年前の回想シーン)
- 10:30 富士みち(レストランM-2+アルガ化粧品店)
- 11:30 新世界乾杯通り(CHIN CHIKI周辺)
- 12:30 ランチ(地元の老舗食堂)
- 14:00 JR身延線で甲府駅へ移動(電車約60分)
- 15:00 山梨県庁旧館(古田警察署外観)
- 16:00 かすがも〜る/平和通り散策
- 17:00 甲府駅で解散
2日コース:山梨+東京あきる野の併走ルート
- Day 1:富士吉田+甲府(上記)
- Day 2:あきる野市・旧東秋留橋(JR五日市線「秋川駅」徒歩15分)
富士吉田から東京までは中央自動車道で2時間。レンタカー利用なら1日で全エリア網羅も可能ですが、旧東秋留橋は朝〜午前の光が美しいので、Day 2朝に訪れるのがおすすめです。
脚本家・吉田康弘の作家性から読み解くロケ地選定
『刑事、ふりだしに戻る』の脚本を手がけるのは吉田康弘。代表作に『ダブルチート 偽りの警官』『レプリカ 元妻の復讐』『インハンド』『コウノドリ』があり、警察ドラマでは「勧善懲悪のダークヒーロー」「ムカムカとスカッとが詰まっている」と評されるスタイルが特徴です。
本作で富士吉田市の昭和商店街とあきる野市の戦前の橋が選ばれたのは偶然ではなく、「時間の止まった場所」を視覚的なメタファーとして使うことで、タイムリープというSF設定を地に足のついた人間ドラマとして成立させる狙いが読み取れます。吉田康弘の過去作にも、地方都市の閉塞感と主人公の再生をセットで描く傾向があり、本作のロケーション選定もその延長線上にあるといえます。
本作はオリジナル脚本(原作なし)。原作の舞台描写との対比はできませんが、その分、脚本家自身が場所選びに込めた意図が直接ロケ地に反映されています。
ロケ地解明の手がかり
- 2026-春:富士吉田市内・あきる野市での撮影が複数日にわたって実施
- 2026-04-17:第1話放送スタート
- 2026-05-06:本記事のロケ地確定情報を更新(旧東秋留橋・富士みち・古田署外観を追加特定)
しおり百武の動線をたどると、彼が「変わらない街」で「変わる人生」を生きるという本作のテーマがよく見えてきます。橋・商店街・警察署、それぞれが物語の節目で意味を持っているんですよね。情報あったらぜひ @film6k まで!

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