MENU

ムショラン三ツ星のロケ地はどこ?刑務所の撮影場所を巡る

ムショラン三ツ星のロケ地は、NHK土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」を観終えてから「あの灰色の塀の刑務所は実在するの?」と気になって検索した人が、まず突き当たる疑問だと思います。小池栄子さん演じる元イタリアンシェフが管理栄養士として歩く中央通路、受刑者と向き合う面会室——あの空気が、栃木県内の実在の場所で撮られていたことは、あまり知られていません。

この記事では、ムショラン三ツ星のロケ地を栃木県フィルムコミッションの一次情報をもとに整理し、メイン舞台になった刑務所がどこで撮影されたのかを具体的な住所つきで掘り下げます。すでに訪れた人もこれから行く人も、放送で見たあのシーンと現地を結び直せるように書きました。刑務所・女子刑務所・蔵の街の公園という三つの顔を、順番にたどっていきます。

ムショラン三ツ星のロケ地 早わかり

劇中の場面 撮影場所 所在地
刑務所(外塀・中央通路・面会室) 黒羽刑務所跡地 栃木県大田原市寒井1466-2
女子刑務所のシーン 栃木刑務所 栃木県栃木市惣社町2484
市街地・川沿いの場面 うずま公園(巴波川沿い) 栃木県栃木市・蔵の街エリア

協力:栃木刑務所/喜連川社会復帰促進センター(黒羽刑務所跡地を所管)。栃木県内で延べ7日間の撮影が行われました(出典:栃木県フィルムコミッション)。

目次

ムショラン三ツ星のロケ地・刑務所はどこで撮影された?

結論から言うと、ムショラン三ツ星で物語の中心になる刑務所は、栃木県大田原市にある黒羽刑務所跡地で撮影されました。住所は大田原市寒井1466-2。2022年3月末に閉庁した実在の刑務所で、現在は国有財産として地域イベントやドラマ・映画のロケ地に使われています。

ムショラン三ツ星のロケ地としてここが選ばれた根拠は、推測ではありません。撮影を支援した栃木県フィルムコミッションが、栃木刑務所と黒羽刑務所跡地(喜連川社会復帰促進センターが所管)の協力で県内7日間の撮影を行ったと公表しています。

もう一つの刑務所が栃木市の栃木刑務所。こちらは全国でも最大規模の女子刑務所で、女性受刑者が映る場面の質感を支えています。塀の中の二つの顔——閉ざされた跡地と、いまも稼働する女子施設——が、一本のドラマの中で組み合わされていました。

あの中央通路で小池栄子はどう刑務所を歩いたか

黒羽刑務所跡地の見どころは、なんといっても外塀と中央通路です。元シェフの主人公が管理栄養士として塀の中に足を踏み入れ、長い通路を進んでいく——あの緊張と戸惑いの混じった歩みが、ここの直線的な通路で撮られています。

無機質な中央通路をコックコート姿で歩く一歩目。場違いさと覚悟が同居したあの空気が、現地の直線と灰色から立ち上がってきます。

面会室のシーンも黒羽刑務所跡地が担っています。アクリル板越しに受刑者と向き合う構図は、フィルムコミッションが撮影可能部位として外塀・中央通路・面会室を挙げていることと符合します。劇中で交わされる短いやり取りの重さは、本物の面会室の冷たさがあってこそでした。

女子刑務所の場面は栃木刑務所が受け持ちます。最大規模の女子施設という背景が、受刑者たちの日常の手触りを画面に与えていました。料理を通して更生に向き合うこのドラマで、刑務所が「ただの背景」ではなく「閉じた世界そのもの」として効いてくるのは、二つの実在施設を使い分けたからだと思います。

面会室のアクリル板越しに言葉を選ぶ場面。あの沈黙の間が、本物の閉ざされた部屋の質感に支えられていたんだなと感じます。

ムショラン三ツ星のロケ地を並べて見る一覧

ムショラン三ツ星のロケ地は栃木県内に集中しています。劇中の役割ごとに整理すると、刑務所のシーンと市街の場面がどう分担されているかが見えてきます。

撮影場所 劇中での役割 市町村 現状
黒羽刑務所跡地 メインの刑務所(外塀・中央通路・面会室) 大田原市 閉庁・ロケ地活用中
栃木刑務所 女子刑務所のシーン 栃木市 稼働中(2028年閉庁予定)
うずま公園 市街地・川沿いの場面 栃木市 一般開放

大田原市の刑務所跡地と、栃木市の女子刑務所+蔵の街——県北と県南をまたぐ二拠点が、ムショラン三ツ星のロケ地の骨格です。

黒羽刑務所跡地はいつ撮影され、どんな場所か

黒羽刑務所跡地は、1971年(昭和46年)に開設され、2022年3月31日に閉庁した刑務所です。住所は栃木県大田原市寒井1466-2。閉庁後は法務省と大田原市が連携して跡地活用を進めており、収容棟の見学ツアーを含む地域イベントの会場にもなってきました。

撮影の協力体制は、栃木刑務所と黒羽刑務所跡地を所管する喜連川社会復帰促進センター。栃木県フィルムコミッションによれば、栃木県内で延べ7日間の撮影が行われています。エキストラも動いており、2026年2月には刑務官役や居酒屋客役などを栃木市・東松山市・練馬区ほかで募集する案内が出ていました(出典:エキストラ募集情報)。

建物としての黒羽刑務所跡地は、本物の外塀・中央通路・面会室がそのまま残っているのが強みです。セットでは出せない実物の風化や直線の冷たさが、刑務所ドラマの説得力を底上げします。閉庁施設ならではの「人のいない静けさ」が、料理で命を吹き込もうとする物語と静かに対比していました。

ロケ地としての引き合いも続いており、栃木県フィルムコミッションが撮影窓口を担っています。現役の刑務所では原則撮影できない内部を、閉庁跡地だからこそ撮れる——この希少性が、ムショラン三ツ星のロケ地に選ばれた実務的な理由だと思います。

夕方の塀沿いは、昼の見学イベントの賑わいとは別物の静けさ。閉ざされた跡地の空気が、画面の重さの正体だったのかもしれません。

ドラマで見た刑務所、実物とどう違う?なぜ栃木が選ばれた?

映像と実物のギャップで言うと、黒羽刑務所跡地は美術での大改変が要らないタイプのロケ地です。外塀も中央通路も面会室も実在のものを使えるため、画面の質感はほぼ「現地そのまま」。広角でとらえた通路の奥行きが劇中の閉塞感を強めていましたが、これは建物の構造がもともと持っている特徴でした。

なぜ栃木だったのか。決め手は、おそらく「閉庁したばかりで内部が良好に残る刑務所」が全国でも限られる点だと思います。現役施設の栃木刑務所だけでは内部の自由な撮影は難しく、閉庁跡地の黒羽と組み合わせることで、外も中も無理なく撮れる体制になったのではないでしょうか。

もう一つ、栃木市のうずま公園や蔵の街が同じ県内にあることも効いています。刑務所の重さと、川沿いの穏やかな街並み——栃木県内だけで「塀の中」と「塀の外」を撮り分けられる地理が、ムショラン三ツ星のロケ地を栃木に集約させた背景にあるのかなと感じます。

ムショラン三ツ星のロケ地への行き方と巡礼のポイント

ムショラン三ツ星のロケ地を巡るなら、県北の黒羽刑務所跡地と、県南の栃木市(栃木刑務所・うずま公園)の二拠点で計画を立てるのが現実的です。それぞれの訪問情報を整理します。

黒羽刑務所跡地(大田原市寒井1466-2)
アクセス JR那須塩原駅・黒磯駅から車で約15分/東北道 西那須野塩原ICから車で約25分
駐車場 多数あり
見学 事前承諾が必要(おおむね1か月前から問い合わせ)。職員立会いのうえ平日8:30〜17:00
現状 閉庁済み。地域イベント時に公開されることあり
窓口 栃木県フィルムコミッション・大田原市
栃木刑務所・うずま公園(栃木市)
栃木刑務所 所在地 栃木市惣社町2484(最寄:JR両毛線 野州大塚駅 徒歩約25分)
うずま公園 巴波川(うずまがわ)沿い・蔵の街エリア。一般開放
周辺観光 蔵の街遊覧船、巴波川の鯉のぼり、蔵造りの街並み散策

大切なのはマナーです。黒羽刑務所跡地はイベント時以外は自由に立ち入れる場所ではなく、無断撮影や敷地内への侵入は厳禁。栃木刑務所は現役の矯正施設なので、塀の外から眺めるにとどめ、職員や近隣への配慮を忘れないでください。うずま公園は気持ちのいい川沿いですが、生活道路と隣接するので静かに歩くのが鉄則です。

塀の前で「あの中央通路がこの中にあるのか」と立ち止まる時間こそ巡礼の醍醐味。料理が更生をつなぐ物語を、現地の風で思い返してみてください。

ムショラン三ツ星のロケ地は、灰色の塀と蔵の街並みという正反対の風景がワンセットになっているのが面白いところです。塀の中の閉塞と、川沿いの穏やかさ。その落差こそ、料理で人をほどいていくこのドラマの体温そのものでした。栃木を訪ねたら、ぜひ両方の空気を持ち帰ってみてください。

同じ栃木が舞台になった作品のロケ地も合わせてどうぞ。

あわせて読みたい
『風、薫る』のロケ地全記録|大雄寺・那須神社・日光・南会津【朝ドラ2026】 NHK朝ドラ『風、薫る』、2026年3月30日からいよいよスタートしますね。 明治時代の栃木・那須が舞台で、見上愛さんと上坂樹里さんのダブルヒロインが看護師を目指す物語...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ドラマロケーションガイド運営者のれおなです。
ドラマロケ地巡りが好きな20代女性です。最新の話題ドラマのロケ地情報から、生き方、周辺マップ、他のドラマで使用履歴まで詳しくまとめています。

コメント

コメントする

目次