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『孤独のグルメSeason11』ロケ地全6話|聖地巡礼マップ

『孤独のグルメ Season11』のロケ地を、第1話から第6話までまとめて追跡しました。3年半ぶりに帰ってきた松重豊主演の深夜ドラマ。Season11は神奈川と東京を行ったり来たりしながら、観光ガイドにはまず載らない地元密着の個人店ばかりを訪ねていく構成です。

すでに訪れた人もこれから行く人も、この記事一本で店舗住所・営業時間・五郎が食べた料理・アクセスがわかります。毎週金曜深夜0:12の放送翌日に追記するので、聖地巡礼の出発前にチェックしてください。『孤独のグルメ Season11』ロケ地の3年半ぶりの選店傾向、Season1への原点回帰演出も合わせて読み解きます。

目次

『孤独のグルメ Season11』ロケ地は全6話どこで撮影された?俯瞰マップで把握

『孤独のグルメ Season11』ロケ地は、神奈川県(藤沢・厚木・横浜)と東京都(西麻布・千石・池尻大橋)の6エリアに分散しています。Season10までと比べて「都心の名店」より「郊外・住宅街・団地のローカル店」が増えているのが今シーズンの特徴です。

話数 放送日 エリア 店名 料理
第1話 4/3 神奈川県藤沢市大庭 おうちごはん はるね さばみりんと豚汁
第2話 4/10 東京都港区西麻布 インディアンレストラン by KENBOKKE タンドリーチキンとマトン・マサラ
第3話 4/17 東京都文京区千石 四川家庭料理 中洞 ラム炒めと麻婆豆腐
第4話 4/24 神奈川県厚木市旭町 タベルナ ラ・メッセ バーニャカウダと脾臓のパニーニ
第5話 5/1 神奈川県横浜市泉区上飯田町 タンハー(いちょう団地内) ブンティットヌングとチャージョー
第6話 5/8 東京都目黒区池尻大橋 ステーキハウス鉄板焼 不二 豚のうす切 鉄板焼

放送順にそのまま辿ると、神奈川(藤沢)→東京(西麻布→千石)→神奈川(厚木→横浜)→東京(池尻大橋)と、首都圏の住宅街・団地・下町を縦横に揺れる構成です。

第1〜3話の『孤独のグルメ Season11』ロケ地は関東の家庭料理ゾーンを描く

シーズン序盤の3話は、すべて家庭料理寄りの個人店で揃えてきました。藤沢市善行の家庭定食、西麻布の長寿インド料理店、千石の四川家庭料理。「家庭」と「個人」がキーワードで、Season1の空気感への意図的な回帰が透けます。

第1話・神奈川県藤沢市「おうちごはん はるね」のさばみりん定食

初回のロケ地は、小田急江ノ島線の善行駅から大庭エリアへ向かう住宅街にある「おうちごはん はるね」2024年1月にオープンしたばかりの、親子で営む定食屋です。住所は神奈川県藤沢市大庭5559-8 青木店舗102、電話は0466-21-7422。営業時間は月〜水・金土祝の11:30〜22:00、日曜は11:30〜15:00、木曜定休という、地元客が日常で通うリズム。

劇中で五郎は、内装デザインの仕事でヴァイオリン教師・佐山美里(戸田菜穂)の家を訪ね、レッスン終わりまで街をさまよった末にこの店にたどり着きます。注文したのはさばみりんと豚汁の定食。Season11の幕開けにふさわしい、派手さのない家庭の味でした。実店舗の他のメニューには、まぐろカマ、厚切り紅鮭定食、あじの開きなど焼き魚が並びます。

善行駅から歩くと住宅街の奥に小さく看板が出てくる感じで、観光地感ゼロ。これがSeason11の選店の方針なんだろうなと最初に思った1軒です。

第2話・東京都港区西麻布「インディアンレストラン by KENBOKKE」のタンドール

第2話は雰囲気が一変、夜の西麻布です。店は「インディアンレストラン by KENBOKKE」、旧店名「嶮暮帰(けんぼっけ)」。1986年オープンで35年以上の歴史を持つ西麻布の老舗で、住所は東京都港区西麻布4-11-28 麻布エンパイアマンション2F、電話は03-3498-7080。月〜土・祝の11:30〜14:30と17:30〜22:30営業。

シェフのラホトラ氏はインドのタージマハルホテルムンバイを皮切りに、イタリア・香港・日本の同ホテル系列で修行を積んだベテラン。20種類以上のスパイスを使い分ける北インド料理で、炭火タンドール釜のタンドリーチキンを看板に据えています。

五郎が頼んだのはタンドリーチキンとマトン・マサラに、海老のタンドール、ライタ、パパドの定番セット。第2話から定番BGM「喰らいマックス」を意図的に流さない演出に切り替わったことが、SNSで「Season1の空気感に戻った」と話題になりました。咀嚼音と店内の空気音だけで成立させる撮り方は、3年半のブランクを経た作り手の意図的な調整に見えます。

1986年オープンの店をSeason11が選んだ意味は大きい。Season1の頃の「街に元から在った店」を選ぶ姿勢が、こういう老舗の起用に出ているんじゃないかな。

第3話・東京都文京区千石「四川家庭料理 中洞」の麻婆豆腐

第3話は巣鴨と千石のあいだに位置する「四川家庭料理 中洞(なかほら)」。住所は東京都文京区千石4-43-5 ラピュタ千石大武ビル1F、電話は03-5981-9494。2018年8月末オープンのまだ若い店で、ランチ11:30〜13:30、ディナー17:30〜20:30、定休日は月曜(祝日翌平日)と第1・第3火曜です。

店主の中洞新司氏は名古屋の調理学校卒業後19歳から中華料理を始め、神楽坂「四川(しせん)」で副料理長まで務めた後、語学留学を兼ねて成都で本場の家庭料理を体得した経歴の持ち主。化学調味料不使用で、辛さの底に旨味の層を重ねる作りです。食の専門誌『dancyu』で「中洞の十皿」シリーズに取り上げられたこともあり、ファンの間では知る人ぞ知る存在でした。

劇中で五郎が選んだのはラム炒め、豚バラのきゅうり巻き、麻婆豆腐。麻婆豆腐は花椒の痺れがやわらかく、辛さが段階的に立ち上がる作りで、五郎が「やさしい痺れだ」とつぶやく場面が印象的でした。店内のパンダの壁画は店主が下書きなしで描いたという小ネタも、ファンブログで広く共有されています。

第4〜6話の『孤独のグルメ Season11』ロケ地は本場系と老舗が広がる

シーズン後半は趣がさらに広がります。厚木のシチリア料理、いちょう団地のベトナム料理、池尻大橋の老舗鉄板焼。「都心の有名店」をあえて避けて、土地ごとの本場感に踏み込む構成が見えてきます。

第4話・神奈川県厚木市「タベルナ ラ・メッセ」の悪魔的バーニャカウダ

第4話は神奈川県の本厚木駅周辺、「タベルナ ラ・メッセ」。住所は神奈川県厚木市旭町。1999年オープンで25年以上続くイタリアン老舗で、オーナーシェフはイタリア料理一筋50年・西麻布キャンティ出身という経歴の持ち主です。

地産地消の精神を大事にし、厚木野菜と小田原の魚介を使いながら、パスタ・チーズ・ワインはイタリア産にこだわる構成。TripAdvisorで4.5/5の評価、厚木市1,172軒中11位という、地元では押しも押されぬ人気店です。

劇中で出されたバーニャカウダのソースは視聴者から「悪魔的」と評され、家庭で再現を試みる人が続出しました。もう一品の脾臓のパニーニはシチリア島発祥で、豚の脾臓をラードでじっくり煮込んでパンに挟む、Season11が踏み込んだ「日常では出会えない料理」枠。五郎が「これを食べるためだけに本厚木まで来てもいい」とつぶやく場面に、SNSで「行くしかない」のリプライが大量に並びました。

シェフ50年・1999年開店の老舗を、Season11は当たり前のように選んでくる。観光メディアじゃ拾わない一線です。

第5話・神奈川県横浜市「タンハー」(いちょう団地内)のベトナム料理

第5話の舞台は驚きの場所、横浜市泉区上飯田町のいちょう団地内のベトナム食材店&レストラン「タンハー」。住所は神奈川県横浜市泉区上飯田町3050、電話は045-878-1720(予約可)。営業は10:00〜20:00、定休は木曜です。アクセスは小田急江ノ島線「高座渋谷駅」から徒歩約20分。

いちょう団地は神奈川県最大級の県営住宅で、80棟・約3,600戸の規模1975年の南ベトナム崩壊後、ボートピープルとして来日したベトナム・カンボジア・ラオスの人々が、近接する大和定住促進センター(1979年開設)から徐々に移り住んできた場所です。現在も住民の約20%が外国籍で、10カ国以上の国籍が混在する、日本の多文化共生のパイオニア地区。タンハーはこのコミュニティのリアルな食卓そのものです。

五郎が頼んだのはブンティットヌング(ベトナムのつけ麺)とチャージョー(揚げ春巻き)。チャージョーのパリパリ感は画面越しでも伝わる破壊力で、放送後はファンブログでの巡礼レポが急増しました。食べログ百名店として再注目された理由は、食材を空輸している本気度です。

団地と難民史と食。日本のロケ地ガイド系メディアでこの背景まで書く媒体は少ないけれど、Season11の選店意図を読むには外せない文脈だと思います。

第6話・東京都目黒区「ステーキハウス鉄板焼 不二」の豚うす切

第6話は「ステーキハウス鉄板焼 不二」、東京都目黒区東山。池尻大橋駅から徒歩3分、電話03-3710-0301、営業は11:00〜14:00と17:00〜21:30、月曜定休。少なくとも18年は変わらない味を出し続けている、池尻界隈の老舗です。席ごとに鉄板が設置されていて、女将さんが手際良く焼き上げる、昭和ノスタルジーの空気が残る空間。

五郎が選んだのは豚のうす切 鉄板焼。ゲストには坪倉由幸(我が家)と矢田亜希子。鉄板の温度と豚肉のうす切りの厚みを職人技で焼き分ける回で、SNSでも「Season11は予算が豪勢になった」と話題に。普段の五郎の食事は1,500〜2,500円帯ですが、不二は少し格上の価格帯です。

『孤独のグルメ Season11』ロケ地に共通する「都心ではなく地元」の選店思想

全6話のロケ地に共通するのは、観光地化していない店ばかりということ。聖地巡礼で訪ねた時に、店の素の空気がそのまま残っているのが今シーズンの強みです。

『孤独のグルメ』は1話につき2日間かけて撮影されることで知られています。初日にドラマパート(街歩き・仕事のシーン)、2日目にグルメパート(料理を食べるシーン)を分業で撮ることで、料理が冷めずに最高の状態で映像化される仕組み。Season1から続く伝統的な撮影体制です。

Season11で大きく変わったのが、第2話以降「勝利確定BGM(喰らいマックス)」を流さない場面が増えたこと。五郎が食べ始めて満足感が高まる終盤に流れる定番のアップテンポ曲を、意図的に省いて咀嚼音と空気音だけで成立させる演出です。SNSでは「静かに味わう感じが良い」「まさに孤独のグルメ」「Season1の空気感が戻った」と概ね好意的に受け止められています。

一方で「Season11はつまらない」という検索ボリュームも増えています。ただし『孤独のグルメ』は毎シーズン序盤に「前と違う」という声が出て、中盤以降に馴染むパターンを繰り返してきた経緯があり、3年半ぶりの復活というブランクを考えると、序盤の温度差は織り込み済みの揺らぎという見方が妥当でしょう。

選店傾向で見ると、Season11は「街にもとから在った店」を選ぶ姿勢が際立ちます。1986年オープンのKENBOKKE、1999年オープンのラ・メッセ、いちょう団地のタンハー、池尻大橋の不二と、長く地元に根づいた店ばかり。住宅街・団地・下町という、観光地ガイドが拾わない場所を歩く五郎の姿は、「井之頭五郎がたまたま仕事で訪れた街で偶然見つける店」というSeason1の基本設計に明らかに忠実です。3年半のブランクを経て、作り手側が原点に立ち返ろうとしている意図が、ロケ地と演出の両面から見えてきます。

『孤独のグルメ Season11』ロケ地の聖地巡礼ガイドと注意点

聖地巡礼で押さえたいのは、放送直後の週末は混雑すること。可能なら平日のランチタイム後(14時以降)など、店が落ち着いている時間帯を選ぶのが、お店にも他のお客さんにも優しい行き方です。

  • 写真撮影は店ごとにルールが違うので、必ず事前確認かスタッフに声をかけてから
  • 「五郎と同じメニュー」を頼むのは粋な楽しみ方ですが、無理なく食べきれる量にする
  • 食事中の他のお客さんへの配慮を最優先(Season11は地元客が多い店ばかり)
  • 団地や住宅街では大声・撮影で住民の生活を邪魔しない

1日コースで組むなら、東京3軒(西麻布KENBOKKE→千石中洞→池尻大橋不二)または神奈川3軒(藤沢はるね→厚木ラ・メッセ→横浜タンハー)のいずれかにまとめると、移動疲れせずに巡れます。藤沢「はるね」と横浜「タンハー」は小田急江ノ島線で1本でつなげるので、午前に藤沢でさばみりん定食、夕方に横浜上飯田でベトナム料理という流れが組めます。東京エリアは中央線・三田線・田園都市線をまたぐので、半日×2回に分けるのが現実的でしょう。

毎週金曜深夜の放送後、『孤独のグルメ Season11』ロケ地の最新話情報をこの記事に追記していきます。第7話以降も判明次第アップデートしますので、聖地巡礼の出発前にブックマークしてご活用ください。

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この記事を書いた人

ドラマロケーションガイド運営者のれおなです。
ドラマロケ地巡りが好きな20代女性です。最新の話題ドラマのロケ地情報から、生き方、周辺マップ、他のドラマで使用履歴まで詳しくまとめています。

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