『I, KILL』のロケ地を探している方へ。木村文乃×田中樹(SixTONES)W主演のWOWOW×松竹オリジナル時代劇『連続ドラマW I, KILL』は、関ヶ原から35年後の江戸を舞台に、人を喰らう怪物「群凶」が現れた世界を描く異色のサバイバルスリラーです。I, KILL のロケ地は「松竹京都撮影所」のオープンセットを拠点に、滋賀県大津市・高島市の実ロケが滋賀ロケーションオフィス(県のフィルムコミッション)から公式に公表されています。すでに訪れた人もこれから行く人も、本記事で確証の取れた撮影場所だけを整理しました。
『I, KILL』のロケ地・確定情報まとめ
| 拠点撮影 | 松竹京都撮影所(京都市右京区太秦) |
|---|---|
| 大津市の実ロケ① | 日吉大社 東本宮参道(第2話・幼少期のお凛の回想) |
| 大津市の実ロケ② | 日吉大社 大宮川・大宮橋上流(第3話・お凛がトキと士郎を探すシーン) |
| 高島市の実ロケ | マキノ高原 旧スキー場第2ゲレンデ跡地(第4話・お凛が捕らえられた牢の近くの山) |
| 大津市の実ロケ③ | 湖南アルプス(第5話・トキとお凛/氷雨との再会、第6話最終回でも続きのシーンが放送) |
| 大津市の実ロケ④ | 芙蓉園本館の洞窟(第5話・江戸城の地下道) |
| 出典 | 滋賀ロケーションオフィス公式・WOWOW公式 |
松竹京都撮影所で撮られた『I, KILL』の世界
『I, KILL』の拠点撮影地は京都市右京区・松竹京都撮影所(通称・京撮)です。WOWOWと松竹・松竹京都撮影所が初タッグを組んだ完全オリジナル企画で、撮影は時代劇の聖地である太秦で行われました。WOWOWのドラマ公式noteでも「ゾンビまみれの松竹京都撮影所」として、オープンセットを群凶に襲われた宿場町に作り込んだ第3話の舞台裏が公開されています。
【場所】京都府京都市右京区太秦(松竹京都撮影所)
【アクセス】JR嵯峨野線「太秦駅」/嵐電「太秦広隆寺駅」周辺
【現状】稼働中の撮影所のため内部は一般非公開。オープンセットは奉行所・大通り・橋・広場・長屋・農家など江戸から戦後まで対応する造り
なぜ松竹京都撮影所が『I, KILL』に選ばれたのか
『I, KILL』の舞台は関ヶ原の合戦から30年あまり後の江戸初期。江戸初期の街並み・武家屋敷・宿場を再現する必要があり、この時代設定に柔軟に対応できるオープンセットは限られます。松竹京都撮影所は江戸初期から幕末までの時代劇撮影に特化しており、本作にとって必然的な選択だったと考えると腑に落ちます。
美術は原田哲男、特殊造形は百武朋、監督はヤングポールと服部大二が担当。群凶のアクション演出を時代劇の職人スタッフが支え、ホラー要素を時代劇フォーマットに落とし込んだ点が本作の手触りを決めています。
滋賀ロケーションオフィスが公表した『I, KILL』の確定ロケ地
ここからは、滋賀県のフィルムコミッション「滋賀ロケーションオフィス」が支援作品として公式に公表した、確証の取れた『I, KILL』のロケ地です。公式が「どのシーンを、どこで撮ったか」まで明記しているため、確度の高いI, KILL のロケ地として安心して巡礼ルートに組み込めます。いずれも滋賀県大津市内に位置します。
日吉大社 東本宮参道で撮られた幼少期のお凛の回想
滋賀ロケーションオフィスは、大津市の日吉大社「東本宮参道」で第2話・幼少期のお凛(木村文乃)の回想シーンが撮影されたと明言しています。背景には東本宮の社殿も映り込み、参道の石畳と杉木立がお凛の過去を象徴する画づくりに使われました。日吉大社は西本宮・東本宮の二つの本宮を持ち、東本宮側は奥まって人通りが少なく、回想という静かな時間を撮るのに向いた場所です。
【場所】滋賀県大津市坂本5丁目1-1(日吉大社 東本宮エリア)
【アクセス】京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」徒歩約10分/JR湖西線「比叡山坂本駅」徒歩約20分
【ポイント】入苑協賛料が必要。回想シーンの空気を味わうなら、西本宮から奥へ進んだ東本宮側まで歩くのがおすすめ
日吉大社 大宮川・大宮橋上流で撮られた第3話のお凛の捜索シーン
滋賀ロケーションオフィスは、第3話でお凛(木村文乃)が川沿いで士郎(田中樹)と一緒にいるトキ(田牧そら)を探すシーンが、日吉大社境内の「大宮川」(大宮橋上流)で撮影されたと公式に公表しています。大宮橋は西本宮(通称・大宮)へ向かう参道の途中、大宮川に架かる石造りの橋で、日吉大社の境内を流れる清流沿いの風景がそのまま劇中の川辺のシーンに使われました。
【場所】滋賀県大津市坂本5丁目1-1(日吉大社 大宮川・大宮橋上流エリア)
【アクセス】京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」徒歩約10分/JR湖西線「比叡山坂本駅」徒歩約20分
【ポイント】東本宮参道(第2話ロケ地)と同じ境内にあるため、あわせて巡礼可能。入苑協賛料が必要、足元が濡れやすいので歩きやすい靴がおすすめ
マキノ高原 旧スキー場第2ゲレンデ跡地で撮られた第4話の山のシーン
滋賀ロケーションオフィスは、第4話でお凛(木村文乃)が捕らえられた牢の近くにある山のシーンが、高島市の「マキノ高原 旧スキー場第2ゲレンデ跡地」で撮影されたと公式に公表しています。かつてスキー場として使用されていたゲレンデ跡地は、現在は膝から腰丈ほどの草が広がる草地で、登山道部分以外は人工的な整備がほとんど入っていません。現代的な建造物が背景に映り込みにくく、時代劇の山間シーンとして扱いやすい地形です。全国ロケーションデータベース(日本映像資料協会運営)にも本ロケ地は登録されており、滋賀ロケーションオフィスの公表内容と合わせて確証が取れています。
【場所】滋賀県高島市マキノ町牧野931(マキノ高原 旧スキー場第2ゲレンデ跡地)
【アクセス】JR湖西線「マキノ駅」からバスまたは車で約10分(マキノ高原内)
【ポイント】大津市の他ロケ地(日吉大社・湖南アルプス・芙蓉園本館)とは離れた高島市に位置するため、別日での訪問がおすすめ。マキノ高原は駐車場・休憩所・トイレを備え、秋は草地一面のすすきが見られる
湖南アルプスで撮られたトキとお凛の対話・氷雨との再会
大津市の湖南アルプスでは、滋賀ロケーションオフィスによると「トキ(田牧そら)とお凛が池のほとりで話し合うシーン」と「氷雨(富田靖子)と再会するシーン」が第5話で撮影されました。湖南アルプスは太神山・矢筈ヶ岳・堂山などからなる花崗岩の岩稜地帯で、荒涼とした岩肌と湿地が点在します。群凶がはびこる荒廃した世界観に合う、人工物の映らない自然景観として選ばれたと考えると腑に落ちる選地です。滋賀ロケーションオフィスは6月22日放送の最終話・第6話についても公式に情報を公表しており、「5話からの続きで、トキとお凛が氷雨と対峙するシーン」が同じ湖南アルプスで撮影されたと明言しています。新たなロケ地の追加ではなく、第5話の再会シーンから続く対峙のシーンが最終話まで同じ湖南アルプスで展開する構成です。
【場所】滋賀県大津市南部(太神山・矢筈ヶ岳・堂山一帯)
【アクセス】JR琵琶湖線「石山駅」からバス「アルプス登山口」下車。天神川沿いの林道に登山者用の駐車スペースあり
【注意】登山装備が必要なエリア。池のほとりのシーン地点は山中のため、天候と体力に余裕をもって。単独より複数人での巡礼が安心
芙蓉園本館の洞窟で撮られた江戸城の地下道
劇中に登場する江戸城の地下道は、大津市坂本の芙蓉園本館にある「江戸時代初期につくられたと言われる石積みの洞窟」で撮影されたと公式が明かしています。芙蓉園本館は比叡山麓・坂本にある懐石料理店で、池泉回遊式庭園と石積みの洞穴を備えた名園です。江戸初期が舞台の本作にとって、セットを組まずとも当時の石積みがそのまま地下道として成立する稀有なロケ地でした。
【場所】滋賀県大津市坂本4-5-17(芙蓉園本館)
【アクセス】京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」徒歩圏/JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩
【ポイント】洞窟は庭園内にあり、見学は食事利用が前提。懐石を味わいながら地下道シーンの石積みを実際に確認できる。坂本散策・日吉大社とセットで回れる立地
確定ロケ地で組む大津・高島の『I, KILL』巡礼ルート
滋賀ロケーションオフィスが認めた確定ロケ地は日吉大社(東本宮参道・大宮川)・湖南アルプス・芙蓉園本館・マキノ高原(旧スキー場第2ゲレンデ跡地)の4エリア。このうち日吉大社と芙蓉園本館はどちらも大津市坂本エリアに固まっているため、半日でまとめて巡れます。湖南アルプスは石山方面で登山を伴い、マキノ高原はさらに離れた高島市に位置するため、それぞれ別日に組むのがおすすめです。
- 坂本エリア半日コース:比叡山坂本駅 → 日吉大社東本宮参道(お凛の回想シーン)→ 大宮川・大宮橋上流(お凛がトキと士郎を探すシーン)→ 芙蓉園本館で昼食+洞窟見学(江戸城地下道シーン)→ 坂本の石積み(穴太衆積み)散策
- 湖南アルプスは別日推奨:石山駅 → バス「アルプス登山口」→ 池のほとり(トキ・お凛の対話/氷雨との再会シーン、最終話にも続きが登場)。登山装備必須
- マキノ高原はさらに別日:JR「マキノ駅」→ マキノ高原 旧スキー場第2ゲレンデ跡地(お凛が捕らえられた牢の近くの山シーン)。大津市エリアとは距離があるため単独での訪問プランが組みやすい
松竹京都撮影所のセットと、大津・坂本の石畳や石積みの洞窟、そして高島市マキノ高原の草地という実景を組み合わせることで、関ヶ原から35年後の荒廃した世界が立ち上がっていました。坂本の参道や芙蓉園の洞窟、マキノ高原のゲレンデ跡地を自分の足で歩くと、お凛と士郎が生きた世界の手触りが少しだけ戻ってきます。思い出は、ロケ地に宿る。すでに観終えた人も、これから観る人も、確定ロケ地から『I, KILL』をもう一度たどってみてください。
『連続ドラマW I, KILL』作品情報
| 作品名 | 連続ドラマW I, KILL(アイキル) |
|---|---|
| 放送・配信 | WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド(2026年5月18日〜6月22日・毎週日曜22:00) |
| 主演 | 木村文乃・田中樹(SixTONES) |
| 共演 | 田牧そら、富田靖子、山本耕史、高橋克実ほか |
| 監督 | ヤングポール、服部大二 |
| 脚本 | 港岳彦、ばばたくみ、川滿佐和子 |
| 美術・特殊造形 | 原田哲男(美術)/百武朋(特殊造形) |
| 撮影協力 | 松竹京都撮影所、滋賀ロケーションオフィス(大津市・日吉大社・湖南アルプス・芙蓉園本館/高島市・マキノ高原) |
| 制作 | WOWOW × 松竹 |

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