ラストノートのロケ地はどこなのか、第1話を観終えてすぐ検索した人は多いはずです。内田有紀さんと寺西拓人さんが20歳差の恋を静かに紡ぐ木曜劇場『ラストノート』は、東京タワーの展望台や夜の臨海エリアなど、忘れられない場面が実在する場所で撮られていました。
この記事では、ラストノートのロケ地を第1話の流れに沿って、確定している撮影場所だけを一つずつ振り返ります。あの夜、葵と澄晴が手をつないで走った橋も、二人がたどり着いた海辺の広場も、地図の上でちゃんとたどれます。
すでに訪れた人もこれから行く人も、香水の残り香のように心に残ったあのシーンを、ラストノートのロケ地からもう一度思い出せる記事にしました。
ラストノートのロケ地はどこ?第1話で登場した撮影場所を一覧で見る
まずはラストノートのロケ地の全体像です。フジテレビ系「木曜劇場」で2026年7月9日にスタートした本作は、香料会社・椿香料株式会社の営業部で働く一瀬葵(内田有紀)と、夢を諦めた過去を持つ20歳下の樋口澄晴(寺西拓人)が出会う純愛ドラマ。第1話は都心の名所から神奈川・厚木まで、意外なほど広い範囲で撮影されています。
ラストノート ロケ地・早わかりデータ
| 作品名 | ラストノート(フジテレビ系「木曜劇場」/2026年7月9日スタート・毎週木曜22時) |
|---|---|
| 主演・キャスト | 内田有紀(一瀬葵)/寺西拓人(樋口澄晴)/坂井真紀(佐川優子)/桜井日奈子(木嶋莉奈)/徳井義実(奥田創)/佐々木蔵之介(樋口眞澄) |
| 脚本 | 的場友見 |
| プロデュース | 三竿玲子(フジテレビ) |
| 象徴的なロケ地 | 東京タワー メインデッキ(港区芝公園)/晴海大橋・青海南ふ頭公園(臨海エリア) |
| 撮影エリア | 東京都心(港区・新宿区・渋谷区・中央区・目黒区・江東区・品川区)+神奈川県厚木市 |
第1話に登場したおもな撮影場所を、劇中のシーンとあわせて並べると次のようになります。ロケ地特定サイト「ドラマロケ地案内」の照合情報や、写真週刊誌が伝えた撮影目撃情報をもとに、確定しているものだけをまとめました。
ラストノートの第1話ロケ地をシーン順に整理する
| ラストノート 第1話の主な撮影場所 | |
|---|---|
| 撮影場所 | 劇中のシーン |
| 本厚木駅前東口地下道(神奈川県厚木市) | 葵がピオニーの絵を見つめ、澄晴が葵のアトマイザーを拾うコンコース |
| 新宿中央公園(新宿区西新宿) | 葵と澄晴が待ち合わせた場所 |
| ECO FARM CAFE 632(渋谷区神宮前) | 葵と澄晴が言葉を交わし、優子が澄晴を写真に収めたカフェ |
| 東京タワー メインデッキ(港区芝公園) | 澄晴が葵を連れていった夜の展望台 |
| 晴海ふ頭公園(中央区晴海) | 葵が澄晴を待った場所、眞澄が腰かけた階段 |
| 晴海大橋(江東区豊洲) | 手をつないだ葵と澄晴が走って渡った橋 |
| 青海南ふ頭公園の展望広場(江東区青海) | 二人が最後にたどり着いた海辺の広場 |
| Caffe CIELO(新宿区高田馬場) | 葵と元夫・奥田創が向き合ったカフェ |
| 春海橋公園(江東区豊洲) | 葵が傘で優子の視線をさえぎった場所 |
ここから先は、感情が大きく動いた場所から順にたどっていきます。まずは第1話のクライマックス、澄晴が葵を連れ出した東京タワーからです。
澄晴が葵を連れ出した東京タワー、あの展望台で二人はどう動いたか
第1話で多くの視聴者の記憶に残ったのが、樋口澄晴(寺西拓人)が一瀬葵(内田有紀)を連れていった東京タワーの場面です。「これ以上、変化もサプライズもいらない」と静かに暮らしてきた葵を、20歳下の澄晴が夜の展望台へと引っ張り出す。ラストノートのロケ地のなかでも、二人の距離が一気に縮まる転換点になった場所です。
撮影に使われたのは、東京都港区芝公園にある東京タワーのメインデッキ(地上150メートル)。1958年に完成した高さ333メートルの総合電波塔で、60年以上にわたって数え切れないほどのドラマや映画に登場してきた、東京を代表するロケ地です。
葵と澄晴の距離を縮めた夜景の使い方
メインデッキの窓一面に広がる夜景は、葵の心がほどけていく過程をそのまま映し出す装置になっていました。眼下に流れる車のライト、遠くにかすむ湾岸の灯り。言葉を選びながら少しずつ本音に近づく二人を、無数の光がやわらかく包みます。
ガラスに映り込む横顔、肩の触れそうな距離感。派手な告白があるわけではないのに、澄晴の視線と葵のためらいだけで空気が張りつめていきます。夜の東京タワーという舞台は、大人の純愛を描く本作にとって、これ以上ないほど雄弁な背景でした。
なぜ東京タワーが選ばれたのか、この展望台らしさを考える
公式に選定理由が語られているわけではありませんが、香水の最後に立ちのぼる余韻を意味するタイトルを踏まえると、澄晴が葵を連れ出す場所が東京タワーだったのは象徴的に思えます。誰もが名前を知る定番の名所で、それでいて何度でも上りたくなる特別さがある。変わらない日常のなかに、もう一度きらめきを取り戻す物語の入口として、おそらくこれ以上ふさわしい場所はなかったのではないでしょうか。
スカイツリーのような新しさではなく、昭和から立ち続けてきた東京タワーを選んだあたりに、過去と向き合う二人の物語との重なりを感じます。演出面から場所を逆にたどると、この選択の必然が見えてくる気がします。
手をつないで晴海大橋を駆け抜けた、葵と澄晴がたどり着いた臨海のロケ地
東京タワーの夜のあとに続くのが、ラストノートのロケ地のなかでも屈指の名場面、臨海エリアを舞台にした一連のシーンです。手をつないだ葵と澄晴が橋を走って渡り、海辺の広場へたどり着く。第1話でもっとも感情が高ぶる流れが、東京湾ぞいの実在する公園と橋で撮られています。
晴海大橋から青海南ふ頭公園へ、二人が走り抜けた動線
二人が手をつないで駆け抜けたのは、江東区豊洲と中央区晴海を結ぶ晴海大橋です。全長約2.6キロメートルの長大な橋で、歩道からは湾岸の高層ビル群と海が同時に視界に入ります。走る二人の背後に広がる夜景が、抑えてきた気持ちが一気にあふれ出す瞬間を後押ししていました。
そして二人が最後にたどり着いたのが、江東区青海にある青海南ふ頭公園の展望広場です。都立の海上公園で、東京港の第一航路を行き交う船をながめられる静かな場所。人けの少ない海辺の広場という立地が、世界に二人だけになったような余韻を生んでいました。
葵が澄晴を待った晴海ふ頭公園と、視線が交差した春海橋公園
臨海エリアではもう一つ、中央区晴海の晴海ふ頭公園も使われています。葵が澄晴を待つ場面や、澄晴の父・樋口眞澄(佐々木蔵之介)が腰かけていた階段のシーンがここ。2023年にリニューアルした公園で、東京湾に向かって開けた芝生とテラスが、待つ時間の心細さと海の広さを同時に見せていました。
また、葵が傘で親友・佐川優子(坂井真紀)の視線をそっとさえぎった場面は、江東区豊洲の春海橋公園です。旧晴海鉄道橋を望む細長い公園で、他作品のロケ地としても知られています。同じ豊洲でも晴海大橋とは別の場所なので、巡礼するときは取り違えないように気をつけたいところです。
臨海エリアはいつ撮影されたのか、目撃情報から読み解く
公式情報:写真週刊誌FRIDAYは、2026年6月中旬に東京・江東区の公園で本作の夜間撮影が行われ、内田有紀さんと共演の坂井真紀さんが撮影に臨んでいたと報じています。放送開始(7月9日)の3週間ほど前にあたる時期です。
シーン考察:報じられた撮影地が江東区の公園で、劇中の青海南ふ頭公園や春海橋公園も江東区にあることを踏まえると、この目撃はおそらく臨海エリアの一連の夜景シーンにあたるのではないかと思います。夜間のライトアップされた公園という状況も、二人がたどり着いた海辺の場面と重なります。
出会いの予感が漂う本厚木駅と、待ち合わせの新宿中央公園を訪ねる
クライマックスから一転、物語の始まりに立ち返ります。一瀬葵と樋口澄晴が初めて交差する予兆が描かれたのが、神奈川県厚木市の本厚木駅でした。ラストノートのロケ地のなかで唯一、都心を離れた場所です。
本厚木駅の地下道で交わった葵のアトマイザー
使われたのは本厚木駅前東口地下道のコンコース。葵が壁のピオニー(芍薬)の絵をじっと見つめる場面と、澄晴が葵の落としたアトマイザー(香水の携帯容器)を拾う場面が、この地下通路で撮られています。香りをまとう小さな容器が二人をつなぐ小道具になっていて、タイトルの世界観を静かに立ち上げる導入でした。
小田急線の本厚木駅は新宿から急行でおよそ50分。都心のシーンが多い本作のなかで、この地下道だけが少し離れているぶん、日常の駅がふいに物語の入口に変わる感覚を味わえます。通勤や通学で使う人も多い現役の駅なので、訪れるときは通行の妨げにならないよう配慮したい場所です。
新宿中央公園での待ち合わせが描いた距離感
二人が待ち合わせたのは、新宿区西新宿の新宿中央公園です。高層ビル群のふもとに広がる区立の都市公園で、都庁のすぐそばという立地。約8.8ヘクタールの園内には芝生広場や滝があり、都会のまん中にありながらほっと息をつける空間になっています。
約束の場所に選ばれたのがこの公園だった理由を、葵の性格から考えると腑に落ちます。人目につきすぎず、それでいて開けていて安心できる。慎重で現状維持を望む葵らしい、ちょうどいい距離感の待ち合わせ場所だったのかもしれません。
葵と澄晴が言葉を交わしたカフェと、椿香料をめぐる仕事場のロケ地
ラストノートのロケ地には、二人の会話が進むカフェや、葵が働く椿香料株式会社まわりの撮影場所もそろっています。恋の場面ほど派手ではないものの、キャラクターの日常を支える大事なロケ地です。
葵と澄晴、そして奥田創が向き合った二つのカフェ
葵と澄晴が言葉を交わし、佐川優子(坂井真紀)が澄晴の写真を撮っていたのは、渋谷区神宮前のECO FARM CAFE 632。緑を多く取り入れた開放的なカフェで、二人の関係がまだ探り合いだった段階の空気によく合っています。
一方、葵が元夫であり同僚でもある奥田創(徳井義実)と向き合ったのは、新宿区高田馬場のCaffe CIELOでした。良き理解者である奥田との落ち着いたやりとりが、澄晴との刺激的な時間と対になって、葵の心の置き場所を浮かび上がらせています。同じ「カフェのシーン」でも、相手が違えば選ばれる店の雰囲気も変わるのが面白いところです。
椿香料の外観と発表会場、葵の仕事を映したロケ地
葵が営業部で働く椿香料株式会社の外観に使われたのは、新宿区筑土八幡町にあるEPSホールディングスの社屋です。新商品の発表会場として登場したのは、品川区東品川のANAホリデイ・イン東京ベイ。葵が異動した総務部のフロアは、港区北青山のオフィスで撮影されています。
香料会社という珍しい職場設定を、実在するオフィスや会場を組み合わせて丁寧に立ち上げているのが分かります。仕事の場面をおろそかにせず現実の建物で積み上げているぶん、香りをあつかう会社で働く葵の日常に、確かな手ざわりが生まれていました。ほかにも親友・優子との会話が撮られた港区新橋の新虎通りなど、都心のあちこちが本作の舞台になっています。
ラストノートのロケ地を巡るときの行き方と、聖地巡礼で気をつけたいこと
最後に、ラストノートのロケ地を実際に訪ねたい人へ、主要スポットの行き方と現地でのマナーをまとめます。第1話の名場面は都心の公共スポットに集まっているので、電車だけでも十分に巡れます。
主要ロケ地への行き方と訪問メモ
| ラストノート 主要ロケ地の訪問情報 | |
|---|---|
| スポット | アクセス・メモ |
| 東京タワー メインデッキ | 都営大江戸線・赤羽橋駅(赤羽橋口)から徒歩約5分/御成門駅から徒歩約6分。営業は9時〜23時(メインデッキ最終入場22時30分)。展望台は有料で、料金や営業日は公式サイトで最新情報の確認を。 |
| 青海南ふ頭公園 | ゆりかもめ・テレコムセンター駅から徒歩約4分。都立の海上公園で入園無料。展望広場から東京港をながめられる。 |
| 晴海ふ頭公園 | 都営大江戸線・勝どき駅からバス利用。2023年にリニューアルした区立公園で入園無料。海に開けた芝生とテラスが広がる。 |
| 新宿中央公園 | 都営大江戸線・都庁前駅からすぐ/JR新宿駅西口から徒歩約10分。区立公園で入園無料、終日開放。 |
| 本厚木駅前東口地下道 | 小田急線・本厚木駅直結。新宿から急行で約50分。現役の駅通路のため通行の妨げにならないよう配慮を。 |
カフェのECO FARM CAFE 632やCaffe CIELO、椿香料の外観に使われたオフィスなどは、いずれも営業中の店舗・企業です。撮影を記念に訪れる場合も、店内では他のお客さんの迷惑にならないよう静かに過ごし、私有地や社屋の敷地に立ち入ったり無断で人を撮影したりしないよう気をつけてください。晴海大橋の歩道は歩行者や自転車が行き交うので、立ち止まっての撮影は周囲への配慮を忘れずに。
変化を恐れていた葵が、澄晴と歩いた夜の東京で少しずつ心をほどいていく。ラストノートのロケ地を巡ると、香水の最後にふっと香る余韻のように、あの場面の空気が静かによみがえってきます。展望台の光も、海辺の風も、実際にそこにあるからこそ、二人の物語をもう一度自分のなかで再生できるはずです。
同じ江東区の公園を舞台にした作品や、東京都心で撮られた恋愛ドラマのロケ地も、あわせてどうぞ。




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