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『銀河の一票』ロケ地はどこ?オープニング商店街・松戸スナックを聖地巡礼ガイド

2026年4月20日からカンテレ・フジテレビ系の月曜22時枠で始まった『銀河の一票』。黒木華さん演じる月岡あかりがシングルマザーの市議会議員として奮闘する社会派政治ドラマで、印象的なオープニングの商店街ダンスや、劇中スナックとし子のあたたかい雰囲気が早くも話題になっていますよね。

この記事では、放送開始から第3話までで判明した『銀河の一票』のロケ地・撮影場所を11箇所、撮影期間と場所概要、撮影されたシーンをセットでまとめました。視聴中の方にはネタバレを最小限に、視聴後に振り返りたい方には建物のディテールや特定プロセスまで深掘りして記録しています。

あのオープニングのダンス、商店街の人たちもキャストもみんな楽しそうで、観るたびに元気もらえますよね。ジョイフル三の輪の独特のアーケードと、60人以上が一斉に踊る画は月10ドラマでもなかなか見ない演出で、私は最初に観た時に思わず巻き戻して何度も再生してしまいました。

目次

『銀河の一票』ロケ地を読み解く鍵——あかりが「動線が変わる瞬間」

本作のロケ地を読み解く鍵は、月岡あかりの「動線が変わる瞬間」にあります。あかりは普段、3つの拠点——ジョイフル三の輪商店街(住民との交流)、スナックとし子(地元のしきたりを学ぶ場)、議事堂前(民政党との対立)——を行き来していて、そのうちの一つから別の場所に踏み込む瞬間に物語が動きます。

第1話で「議員になる」と決意するのはスナックでとし子に告げる瞬間、第2話で住民の声を本気で拾い始めるのは商店街を歩いている瞬間、そして茉莉と流星が政治の中央で動くのは国会議事堂前のベンチ——あかりの心情の変化と、政治の中央で動く対立軸の動きが、ロケ地の選び方に刻まれています

つまり本作のロケ地は、単なる撮影地リストではなく、あかりが議員として変わっていく節目の場所として読むと立体的に見えてきます。この記事では、その動線順——商店街(住民の声)→スナック(学び)→料亭(敵の密会)→議事堂前(中央の対立軸)→行田学校(過去の原点)——で並べました。

『銀河の一票』はどんなドラマ?登場人物とロケ地11箇所の全体像

まずは作品の世界観と、これまでに判明したロケ地全体を一気に押さえていきます。『銀河の一票』は黒木華さんが地方都市の市議会議員を演じる社会派ドラマで、シングルマザーである主人公・月岡あかりが、女性バディの野呂佳代さん演じる呂田佳代と組んで地方政治のリアルに切り込んでいくのが大筋です。

『銀河の一票』作品データ
放送期間 2026年4月20日〜(月曜22時枠)
放送局/配信 カンテレ・フジテレビ系列/TVer・FOD
主演 黒木華(月岡あかり役)
共演 野呂佳代/松下洸平/渡邊圭祐/倉悠貴/三浦透子/小雪/本上まなみ/木野花/坂東彌十郎ほか
制作 関西テレビ放送
ジャンル 社会派政治ドラマ/女性バディ
運営者れおな

この作品はカンテレ制作なんですが、実際の撮影は東京・千葉・埼玉・茨城などの首都圏が中心。フィルムコミッションの公式発表とSNSの目撃情報を照らし合わせて、11箇所のロケ地のうち6箇所は撮影日まで確認できました。

『銀河の一票』ロケ地・撮影場所一覧(2026年5月時点)

ロケ地 場所概要 撮影シーン 撮影時期
ジョイフル三の輪商店街
(都電荒川線「三ノ輪橋」徒歩1分)
東京都荒川区南千住の昭和レトロアーケード商店街 オープニングタイトルバック(60人ダンス) 2026年2〜3月頃
スナック ノンノン
(千葉県松戸市栄町5-275-4)
松戸の現役スナック(劇中「スナックとし子」) あかりが代理ママを務めるスナックの内観 2026年3月頃
料亭玉家
(埼玉県さいたま市浦和区常盤3-24-7)
浦和の老舗料亭 第1話 民政党の大物議員たちの会食 2026年2月頃
国会議事堂前 前庭・南地区
(東京都千代田区永田町1-2-1)
国会議事堂正面の公開緑地 茉莉と流星が休憩がてらに語り合うシーン 2026年3月頃
行田学校スタジオ
(埼玉県行田市・旧北河原小学校)
廃校を活用した撮影スタジオ 第1話 被災地の避難場所・回想シーン 2026年2月頃
古書 鮫の歯(東京都台東区谷中) 谷中の古書店 第1話 秘密の密会シーン 2026年2月頃
水戸市役所(茨城県水戸市中央1-4-1) 新庁舎の議会フロア 劇中「民政党本部」「都庁」「記者クラブ」 2026年3月頃
砂町文化センター(東京都江東区北砂5-1-7) 地域文化センター 第3話の主要場面 2026年3月(KOTOフィルムコミッション協力)
立川駅周辺(東京都立川市) JR立川駅前のバス停・駅前広場 あかりの街頭演説シーン 2026年3月頃
京都岡崎エリア(京都市左京区) 平安神宮・疏水周辺 重要人物の過去回想 2026年1〜2月頃
相模原(神奈川県相模原市) 住宅街・公園 あかりの日常生活シーン 2026年3月頃
旧人参湯
(千葉県木更津市中央3-4-39)
2011年に閉業した元銭湯(現「木更津焼きそば」店) 第4話以降「チームあかり」の選挙事務所 2026年春頃
コインランドリー洗濯天国(東京都町田市能ヶ谷6-2-1) 24時間営業のコインランドリー 五十嵐隼人の「よろず困りごと相談所」 2026年春頃
きむら亭(東京都大田区大森西7-7-16) 大田区の弁当・惣菜店 あかりが働く弁当屋(第2話・第5話ほか) 2026年春頃
藤の台団地ショッピングセンター(東京都町田市藤の台1-1-49) 1970年入居開始の大規模団地の商店街 第5話の団地・商店街シーン 2026年春頃
蓮根歩道橋(東京都板橋区高島平1丁目) 都営三田線沿いの歩道橋 第3話・第8話の屋外シーン 2026年春頃

このうち5箇所をメインロケ地として、撮影されたシーン・建物のディテール・登場人物の動きまで掘り下げて見ます。残り6箇所は第1話〜第3話の注目ロケ地のセクションで触れていきます。

『銀河の一票』登場人物とロケ地の関係

主人公の月岡あかり(黒木華)は地方都市の市議会議員で、シングルマザー。物語の中心はあかりが議員として動き回る場面で、活動拠点が「議会=水戸市役所」「商店街=ジョイフル三の輪」「スナック=とし子(ノンノン)」と明確に分かれています。

女性バディの呂田佳代(野呂佳代)はあかりの相棒で、商店街でのエキストラ撮影や立川駅前の街頭演説シーンで一緒に映ることが多いキャラ。一方、茉莉(三浦透子)と流星(松下洸平)は政治の中央で動く対立軸の人物として、国会議事堂前のような象徴的な場所で姿を見せます。

このようにロケ地と登場人物の動線が連動しているので、ロケ地一覧を見ると物語の構造そのものが浮かび上がるのが本作の特徴ですね。

ジョイフル三の輪商店街——黒木華が踊ったオープニングの舞台

名称 ジョイフル三の輪商店街(旧三輪銀座商店街)
住所 東京都荒川区南千住1丁目(最寄駅 都電荒川線「三ノ輪橋」徒歩1分/東京メトロ日比谷線「三ノ輪」徒歩5分)
登場話 オープニングタイトルバック(毎話放送)
シーン キャスト・ダンサー60名超による商店街ダンス
営業時間 店舗ごとに異なる(おおむね10:00〜19:00)

『銀河の一票』のオープニングと言えば、黒木華さん・野呂佳代さん・松下洸平さんが商店街のアーケード下でダンスを踊る、あの60秒間ですよね。振付はLDH傘下のRAG POUNDが担当していて、踊っているのは主要キャストだけでなくダンサーやエキストラを含めた60人以上。商店街のシャッターや八百屋、お惣菜屋を背景にこれだけの人数が一斉に踊る画は、政治ドラマのオープニングとしてはかなり異色です。

あの60人ダンスの良さって、商店街の人たちもエキストラ並みに自然体で踊ってるところだと思うんですよね。プロのダンサーが整列して踊る画じゃなくて、誰がキャストで誰が地元の人なのか境目が溶けている感じが、ドラマの「地方の議員=住民の代弁者」というテーマに合っていて。最初に観た時にそこが好きでした。

1950年代から続くアーケード500m——緑色のスチール屋根と昭和の手書き看板

ジョイフル三の輪商店街は、戦後すぐの1950年代から続くアーケード型商店街で、現在も90店舗以上が営業している荒川区南千住エリアの生活商店街。アーケードの天井は緑色のスチール製で、両側に2階建ての商店が並んでいます。アーケードの長さはおよそ500m。

オープニングで踊っているのはアーケードの中央付近、洋品店「マルマンセール」や老舗お惣菜店の前のあたり。背景に映り込む昭和の手書き看板や赤い庇は、商店街全体の象徴的な景観で、SNSでも「あの背景があってこそのオープニング」とコメントが多く付いています。

黒木華と野呂佳代の目撃情報からRAG POUNDのインスタへ——商店街確定の3点照合

このロケ地が判明したのは、放送前の2026年3月頃にX上で「黒木華と野呂佳代が三ノ輪商店街で撮影している」という目撃情報が複数アカウントから上がったのがきっかけでした。続いてダンス振付を担当したRAG POUNDがインスタで「ジョイフル三の輪での撮影に参加した」と投稿したことで、商店街そのものが特定されました。さらに公式サイトの番組ロゴと放送開始後のオープニング映像を見比べると、アーケードの形状・看板の文字・床のタイル模様が完全に一致しているため、ジョイフル三の輪商店街であることが確定しています。

運営者れおな

ジョイフル三の輪は『3年B組金八先生』の桜中学周辺シーンや、是枝裕和監督『万引き家族』のロケ地でもある名ロケ地。複数のCMでも繰り返し使われていて、SVと現状を見比べても基本的な景観は10年以上変わっていないんですよね。だからこそ繰り返しドラマに選ばれるのかも。

OPだけじゃない、あかりが住民の声を拾った第1話・第2話の歩道シーン

このロケ地で撮影されたシーンは、オープニングだけではありません。第1話と第2話では、あかりが商店街を歩きながら住民の声を拾うシーンが何度も挿入されていて、選挙活動の象徴的な場として機能しています。第3話では呂田佳代がお惣菜屋の前で立ち話するシーンも確認できました。

つまりこの商店街は単なるOPの舞台ではなく、あかりの政治活動の生活拠点そのものとして描かれている場所。アーケードを歩く時の彼女の表情や歩調を意識して観ると、議員としての覚悟が変化していく様子が読み取れます。

都電荒川線「三ノ輪橋」電停から徒歩1分でアーケード入口へ

都電荒川線「三ノ輪橋」電停から徒歩1分でアーケードの入口に到着。東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅からも徒歩5分なので、都内からのアクセスはとても良好です。営業時間は店舗ごとに違いますが、平日午前中〜夕方が一番人通りが落ち着いていて、撮影地点の写真を撮りやすい時間帯。

スナック ノンノン(劇中「スナックとし子」)——あかりが代理ママを務めた小さなカウンター

名称 パブスナック ノンノン(劇中「スナックとし子」)
住所 千葉県松戸市栄町5-275-4
登場話 第1話〜(毎話登場・あかりの活動拠点)
シーン あかりが代理ママを務めるスナックの内観/木野花(とし子役)との会話
営業時間 15:00〜0:00(水・木定休/撮影日と異なる場合あり)

木野花さん演じるとし子ママが体調を崩し、あかりが代理ママとして店を回すスナックの内観シーン。第3話のラストでとし子が「念のため」と言いながらあかりに渡したお守りのシーンは、視聴者の間で「言葉のチョイスが効いた」「衝撃を受けた」と話題になっていますよね。

松戸の本物のスナックを舞台にしたって、あの空気感のリアルさを観るとうなずけるんですよね。スナックって作り込んだセットだとどうしても「映え」てしまうんですけど、本作のスナックは床も壁紙もカウンターの傷も全部現役店舗のままで、それが木野花さんの演技と完璧に噛み合っていて。

赤いサイドボードと縦看板——松戸駅西口の路地に佇む昭和の現役スナック

パブスナック ノンノンは、JR常磐線・松戸駅西口から徒歩7分の路地にある現役のスナックで、外観は赤系のサイドボードに「スナック」の縦看板。店内はカウンター席とボックス席があり、撮影で使われたのは主にカウンター側の景色です。築年数は不明ですが、内装は昭和後期から大きくリニューアルされていない佇まいで、これが「劇中とし子の店」のリアリティに直結しています。

店主SNSの撮影協力告知と入口プレートの一致——ノンノン確定までの照合

2026年3月にXで「松戸でスナックの撮影に出くわした」という地元住民の投稿があり、その後、ノンノンの店主のSNSで「ドラマ撮影に協力した」という告知が上がったことで、店舗が特定されました。劇中で映る入口の三角プレートと、ノンノンの実物店頭のプレート、カウンターの木目の節の位置が完全に一致しているため、確定情報です。

カウンター右端があかりの定位置——回を重ねるとし子とあかりの関係の深まり

ノンノンが映るシーンは毎話あり、第1話ではあかりがスナックでとし子に「議員になる」と告げるシーン、第2話ではとし子があかりに地元のしきたりを教えるシーン、第3話のラストではお守りを渡すシーン、と回を重ねるごとに二人の関係性が深まっていく重要拠点として機能しています。

カウンターの右端の席があかりの定位置で、左端の壁にかけられた古い時計が映るカットが多いのも特徴。観返すと「同じカウンター」での会話の積み重ねが、あかりの政治家としての成長を支えている構造が見えてきますね。

JR松戸駅西口徒歩7分・営業時間外の外観撮影が現実的

JR常磐線・松戸駅西口から徒歩7分。営業時間は15:00〜0:00(水・木定休)ですが、実際にお店が開いている時間帯は地元のお客さんが優先なので、巡礼で訪れる場合は営業時間外に外観だけ撮影するのが現実的です。

料亭玉家——民政党の大物議員たちが密会した第1話の高級料亭

名称 料亭玉家(たまや)
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-24-7
登場話 第1話(2026年4月20日放送)/以後数回登場予定
シーン 民政党の大物議員たちが集まる会食・密談シーン
最寄駅 JR京浜東北線「浦和」駅西口 徒歩10分

第1話で坂東彌十郎さん演じる民政党の重鎮議員と、その派閥の中堅・若手議員たちが集まり、次の選挙の候補者選びを密談するシーン。畳敷きの広間に並んだお膳を前に、政治の世界の階級と慣習が一気に浮かび上がる名場面で、玉家の落ち着いた格式ある内装が「政治家の決定が交わされる場」として機能しています。

運営者れおな

料亭玉家は浦和の老舗料亭で、複数の政治系ドラマや時代劇の撮影で繰り返し使われてきた場所。SNSの目撃情報も複数アカウントで一致していて、撮影日は2026年2月頃と推定できます。建物自体は明治期創業の格式があり、選挙ドラマの密談シーンに選ばれる必然性がある場所だと感じます。

明治期創業・木造2階の和風建築——欄間の透かし彫りと床の間の掛軸

料亭玉家は明治期に創業した、さいたま市浦和区の老舗料亭。木造2階建ての和風建築で、玄関は石畳と手入れされた前庭が広がります。劇中の密談シーンが撮影されたのは2階の大広間で、欄間の透かし彫りと床の間の掛軸が映り込むカットが「格式」を視覚的に伝えています。

浦和の老舗ロケ地リストと玄関の石畳が一致——玉家確定までの経緯

第1話放送後にX上で「浦和の玉家っぽい」という指摘が複数上がり、ファンブログ運営者がGoogleマップのストリートビューと劇中の玄関カットを比較したところ、石畳の模様・庇の形状・看板の位置が一致していたため、玉家と確定しました。

同じ大広間で交わされる第1話の密談と第3話の対立——派閥の対比構造

第1話の密談シーンの後、第3話でも同じ大広間が使われており、別の派閥の議員たちが対立する密談を交わす場として登場。同じ部屋で違う人物が違う密談を交わすという構造が、政治ドラマとしての奥行きを深めています。

JR浦和駅西口徒歩10分・予約必須の老舗で外観撮影は午前中推奨

JR京浜東北線・浦和駅西口から徒歩10分。料亭は営業中の出入りに配慮が必要なので、外観のみの撮影は朝〜午前中の時間帯がおすすめ。実際にお食事を楽しみたい方は予約必須です。

国会議事堂前 前庭・南地区——茉莉と流星が静かに語り合った政治の中心地

名称 国会前庭 南地区(こっかいぜんてい みなみちく)
住所 東京都千代田区永田町1-2-1
登場話 第2話(2026年4月27日放送)
シーン 茉莉(三浦透子)と流星(松下洸平)が休憩がてらに語り合うシーン
最寄駅 東京メトロ「国会議事堂前」駅 徒歩3分

国会議事堂の正面に広がる公開緑地で、茉莉と流星がベンチに座って言葉を交わすシーン。台詞は静かでも、背景に映る議事堂の塔屋と、二人の間に流れる無言の時間が、政治の中心地ならではの緊張感を生み出しています。

あの場所での会話、台詞は本当に少ないんですけど、背景の議事堂が圧として効いていて、二人の言葉の重みが何倍にも感じられるんですよね。「政治の中心地で会話するってこういうことか」って思わせる演出力が、本作の脚本のうまさだと思います。

1953年に一般開放された議事堂正面の緑地——尾崎行雄記念の時計塔と池

国会前庭 南地区は、国会議事堂の正面に広がる公開緑地で、1953年から一般開放されています。芝生エリア、桜の並木、洋風の池、時計塔(憲政の神様・尾崎行雄記念)があり、ベンチも複数配置されています。劇中の二人が座るベンチは、池に近い時計塔側のもの。

議事堂中央塔・尾崎行雄記念時計塔・池の三点で確定したベンチの位置

劇中のベンチカットの背景に、国会議事堂の特徴的な中央塔が映り込んでいるため、ロケ地が国会議事堂周辺であることはすぐに分かりました。さらに二人の左後方に時計塔(尾崎行雄を記念する憲政記念館の塔)、右側に小さな池が映っているため、これらの3点を満たす場所として「国会前庭 南地区」が特定されています。

第2話のベンチでの対話と最終回前後への布石——同じ場所で交わされる二度の沈黙

本作で国会前庭 南地区が映るシーンは現状第2話のみですが、ベンチで交わされる会話の重さからして、終盤の最終回前後に再びこの場所での対話が用意されている可能性が高いと予想されます。同じベンチで違う表情の二人が映る構造は、本作の脚本の伏線回収のパターンに合致しています。

東京メトロ「国会議事堂前」駅徒歩3分・無料散策で議事堂を眺めるベンチへ

東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅から徒歩3分。前庭は誰でも無料で散策できるので、平日の昼間に訪れて、ベンチに座って議事堂を眺めるのが王道の巡礼スタイル。桜の季節は特におすすめです。

行田学校スタジオ——第1話の被災地避難所が再現された旧校舎

名称 行田学校スタジオ(旧行田市立北河原小学校)
住所 埼玉県行田市北河原(行田市北部)
登場話 第1話(2026年4月20日放送)回想シーン
シーン あかりの過去——被災地での避難所ボランティア
最寄駅 秩父鉄道「行田市」駅から車で15分

第1話の冒頭で挿入される回想シーン。あかりが議員になる前、被災地で避難所のボランティアをしていた頃の場面で、廃校の体育館に毛布を並べて住民を迎える姿が映ります。あかりが「議員になりたい」と決意する原点として描かれていて、本作のテーマを支える重要なシーン。

運営者れおな

行田学校スタジオ(旧北河原小学校)は、廃校を活用した撮影スタジオで、多くの作品の被災地シーンや学校シーンに使われています。木造校舎特有の「みしみし」きしむ床と、体育館の高い天井が、被災地の緊張感を演出するのにピッタリなんですよね。

2010年代閉校の旧北河原小学校——木造2階校舎と体育館がそのまま残る

行田学校スタジオは、2010年代に閉校した行田市立北河原小学校を撮影スタジオとして再活用している施設。木造2階建ての校舎と、別棟の体育館があり、教室・廊下・職員室・体育館など全フロアが撮影可能。ドラマや映画の制作プロダクションの間で、被災地シーンやノスタルジーシーンの定番ロケ地として知られています。

体育館の梁の組み方とスタジオ公開写真の一致——行田確定までの経緯

第1話の体育館シーンで映る梁の組み方と窓の位置が、行田学校スタジオが公式に公開している施設写真と一致したため、特定できました。スタジオは予約制で、撮影プロダクション向けに利用情報を公開しています。

秩父鉄道「行田市」駅から車15分・事前予約で内部見学も可能

秩父鉄道「行田市」駅から車で15分。公共交通でのアクセスは限られるため、車での巡礼が現実的です。スタジオ内部は通常は撮影プロダクション向けの予約制ですが、事前連絡で見学可能な場合もあります。

旧人参湯(劇中「チームあかり」選挙事務所)——元銭湯がそのまま選挙の拠点になった

名称 旧人参湯(にんじんゆ/現「木更津焼きそば」)
住所 千葉県木更津市中央3-4-39
登場話 第4話以降(「チームあかり」の選挙事務所)
シーン あかりたちが選挙活動の拠点とする元銭湯の内観
最寄駅 JR内房線・久留里線「木更津」駅西口 徒歩6分

第4話で「チームあかり」が結成され、その選挙活動の拠点になるのが、番台や洗い場がそのまま残る元銭湯。脱衣所にお膳代わりの机を並べ、タイル張りの浴室を背にしてビラを折る——その画づくりが「お金のない手づくり選挙」のリアリティを一気に立ち上げていて、放送後に「あの銭湯どこ?」という声がSNSで一気に増えた場所です。

選挙事務所って、普通は雑居ビルの一室とかを想像しますよね。でも本作はそこを「元銭湯」にしたことで、あかりたちの選挙が「制度の中心からこぼれた人たちの選挙」だということが、説明ゼロで伝わってくる。タイルと番台が残る空間で政治を語るって、画として強すぎます。

1932年創業・1952年建て替えの宮大工建築——2011年閉業後も残る番台と洗い場

劇中で選挙事務所として使われた建物は、1932年に創業した銭湯「人参湯」。現在の建物は1952年に宮大工の手で建てられたもので、2011年に銭湯としては廃業しています。閉業後も番台・洗い場・浴槽・木製の下足箱がそのまま保存されていて、現在は「木更津焼きそば」のお店として男湯部分を活用して営業中。レトロな銭湯空間がほぼ手つかずで残っているからこそ、ドラマの選挙事務所のセットとして成立しているわけですね。

店主のSNS告知と複数ロケ地サイトの一致——人参湯確定までの照合

このロケ地が特定できたのは、第4話放送前後に「木更津で撮影があった」という地元の声がXに上がり、続いて店舗側がSNSでドラマ撮影への協力に言及したことがきっかけでした。さらに複数のロケ地専門サイトが、劇中の浴室タイルの色・番台の位置・天井の梁の組み方を実物店舗の写真と照合して一致を確認しています。場所そのものが「木更津やきそば(旧人参湯)」として実在し、住所も公開されているため、確証の取れたロケ地です。

運営者れおな

人参湯はもともと銭湯ファンの間で有名な物件で、廃業後に焼きそば店として再生したことで「行ける廃銭湯」として知られていました。だから巡礼の難易度が低いのが嬉しいところ。実際に中に入ってご飯を食べながら、劇中のあの空間を体感できるロケ地はそう多くないです。

JR木更津駅西口から徒歩6分・焼きそば店として営業中なので中に入れる

JR木更津駅の西口(みなと口)から富士見通りを港方面へ徒歩6分。現在は「木更津焼きそば」として営業しているため、巡礼で訪れた場合は実際に店内に入って食事をしながら、選挙事務所として映った空間を間近で見られます。営業日・営業時間は流動的なので、訪問前に店舗の最新情報を確認するのがおすすめ。番台や洗い場をスマホで撮るときは、ほかのお客さんと店舗営業への配慮を忘れずに。

第1話〜第3話の注目ロケ地——古書店・水戸市役所・砂町文化センター

メインロケ地以外で、各話に登場した印象的なロケ地を整理します。

第1話 古書 鮫の歯(東京都台東区谷中)——茉莉と流星の秘密の密会場所

第1話で茉莉と流星が密会する谷中の古書店「古書 鮫の歯」は、台東区谷中にある実在の古書店。狭い店内に積み上げられた古書の壁が、二人の関係性の閉じた感じを視覚化しています。最寄駅はJR山手線「日暮里」駅徒歩7分。

第2話 水戸市役所(茨城県水戸市中央1-4-1)——劇中「民政党本部」「都庁」「記者クラブ」

水戸市役所の新庁舎は、本作で民政党本部・都庁・記者クラブなど、複数の劇中設定として使われている万能ロケ地。エントランスの吹き抜けと、議会フロアの上層階内装が、政治家が動き回る場の象徴として機能しています。

第3話 砂町文化センター(東京都江東区北砂5-1-7)——KOTOフィルムコミッション協力

第3話の主要場面で使われた砂町文化センターは、KOTOフィルムコミッションが撮影協力。地域の文化センターという「住民が集まる場」の象徴として、第3話のクライマックスを支えています。

各話の注目ロケ地を観ていると、本作って意外と「都庁」「記者クラブ」「民政党本部」みたいな政治の中央装置を、一つの建物(水戸市役所)で済ませているんですよね。地方ドラマだから当然と言えば当然ですけど、この「ひとつの建物が複数の劇中設定」になる演出が、政治ドラマとしての奥行きを生んでいる気がします。

第4話・第5話の注目ロケ地——コインランドリー・きむら亭・藤の台団地

「チームあかり」結成後の第4話・第5話で印象的に使われた、確証の取れたロケ地を整理します。いずれも実在の店舗・施設で、住所まで特定できています。

コインランドリー洗濯天国(東京都町田市能ヶ谷6-2-1)——五十嵐隼人の「よろず困りごと相談所」

倉悠貴さん演じる五十嵐隼人が「よろず困りごと相談所」を開く、黄色い看板のコインランドリーが、町田市能ヶ谷の「コインランドリー洗濯天国」。24時間営業の実在店舗で、ドラマ『凪のお暇』のロケ地としても知られる場所です。洗濯機が並ぶ生活感のある空間が、住民が気軽に相談に来る「街の窓口」として機能しています。最寄りは小田急線「鶴川」駅からバス。

きむら亭(東京都大田区大森西7-7-16)——あかりが働く弁当屋のロケ地

月岡あかりが議員活動のかたわら働く弁当屋として登場するのが、大田区大森西の惣菜・弁当店「きむら亭」。第2話から繰り返し映る生活の拠点で、ガラス越しに惣菜が並ぶ店頭の画が、あかりの「生活者としての目線」を支えています。JR京浜東北線「大森」駅からバスでアクセスする下町エリアの実在店舗です。

藤の台団地ショッピングセンター(東京都町田市藤の台1-1-49)——第5話の団地・商店街シーン

第5話で使われた団地の商店街は、町田市の「藤の台団地ショッピングセンター」。1970年に入居が始まった大規模団地で、歩行者専用道路や歩道橋が整備された独特の街区が、地方都市の生活感を映すのにぴったりの舞台です。団地内の商店街アーケードは、住民との距離が近い選挙活動の場として効いています。

第4話以降のロケ地を並べると、本作って「銭湯」「コインランドリー」「弁当屋」「団地商店街」と、徹底して”生活インフラ”を選挙の舞台にしているんですよね。きらびやかな選挙ポスターの世界じゃなくて、人が日々通う場所で政治が起きる——そのロケ地選びの一貫性が、本作のテーマそのものだと感じます。

蓮根歩道橋・立川(多摩モノレール高架下)——板橋区と立川の屋外シーン

このほか、板橋区高島平の「蓮根歩道橋」が第3話・第8話の屋外シーンで、立川市曙町の多摩モノレール高架下が街頭演説まわりのシーンで使われていることが、複数のロケ地サイトで確認されています。いずれも公共空間なので、巡礼で訪れる際も比較的アクセスしやすいスポットです。

『銀河の一票』第6話〜第9話のロケ地——告示日の都庁から流星の総決起大会まで

第6話から第9話にかけて、『銀河の一票』のロケ地は選挙戦本番に向けて一気に広がりました。日山流星の総決起大会、あかりの出馬表明会見、そして告示日の選挙カー出発まで、確証の取れた実在のロケ地だけを話数順に並べていきます。すでに訪れた人もこれから行く人も、選挙戦クライマックスの舞台を地図で追えるように整理しました。

ロケ地 住所 撮影シーン 登場話
ロイヤルパインズホテル浦和 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 日山流星の総決起大会の会場 第6話
洗足池公園 東京都大田区南千束2-1 流星と雨宮がスワンボートに乗った池 第6話
ロハスカフェ ARIAKE 東京都江東区有明3-3 白樺透が投資詐欺を突撃取材した現場 第6話
大宮 一の家 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-276 蛍が風間を連れて訪れた料亭 第6話
新宿中央公園 東京都新宿区西新宿2-11 茉莉とあかりが視覚障害者のヒアリングをした広場 第7話
東京都庁第一本庁舎 東京都新宿区西新宿2-8-1 告示日の届出・あかりの選挙カー出発 第9話
多摩モノレール立川北駅下 東京都立川市曙町2-4 あかりが選挙戦の第一声をあげた場所 第9話

第9話で都庁前の届出からあかりの選挙カーが走り出す画、あの瞬間にここまでの全部が選挙戦に収束していくのが伝わってきて、画面の前で背筋が伸びました。豪華な大ホールの流星陣営と、立川駅前で第一声をあげるあかり陣営の対比が、ロケ地の格差そのものに刻まれているんですよね。

第6話 ロイヤルパインズホテル浦和——流星の総決起大会が開かれた浦和の大型ホテル

第6話で松下洸平さん演じる日山流星の総決起大会が盛大に開かれたのが、浦和の大型シティホテル「ロイヤルパインズホテル浦和」。バンケットホールに支持者を集めて拍手で迎えられる流星の姿が、潤沢な資金と組織力を持つ「中央の候補」の象徴として描かれています。あかり陣営の手づくり選挙との対比が、この豪華な宴会場のスケール感で一気に立ち上がる名場面でした。

ロイヤルパインズホテル浦和はJR「浦和」駅西口から徒歩5分。『トリリオンゲーム』『私の夫と結婚して』など数多くのドラマの撮影で使われてきた、首都圏屈指のロケ地ホテルです。決起大会のような大規模シーンの舞台に選ばれる必然性がある場所ですね。

第6話 洗足池公園——流星と雨宮がスワンボートに乗った大田区の池

同じく第6話で、流星と東西新聞の記者・雨宮がスワンボートに乗って言葉を交わすのが、大田区南千束の「洗足池公園」。水面の上という逃げ場のない空間で交わされる会話が、政治家と記者の駆け引きを静かに浮かび上がらせています。東急池上線「洗足池」駅から徒歩すぐの都立公園で、ボート乗り場も実在するため、巡礼で訪れやすいスポットです。

第6話 ロハスカフェ ARIAKE——白樺透が投資詐欺を突撃取材したカフェ

暴露系YouTuber・白樺透が投資詐欺の現場に突撃取材を仕掛けるのが、江東区有明の「ロハスカフェ ARIAKE」。有明の開放的なテラス席が、白樺の配信スタイルの「公開処刑」的な緊張感を引き立てています。りんかい線「国際展示場」駅から徒歩圏内の実在カフェで、こちらは普通に食事を楽しめる店舗です。

第6話 大宮 一の家——蛍が風間を連れて密談した大宮の料亭

第6話で蛍が風間を連れてやって来る料亭が、さいたま市大宮区高鼻町の老舗料亭「大宮 一の家」。氷川神社参道に近い格式ある日本料理店で、第1話の浦和「料亭玉家」とは別の料亭が使い分けられている点に、本作のロケ地選びの丁寧さが表れています。畳の座敷で交わされる密談が、政治の裏側を象徴する空間として機能しています。

第7話 新宿中央公園——茉莉とあかりが有権者の声を拾った広場

第7話で、あかりが正式に出馬を表明したあと、茉莉とあかりが視覚障害者へのヒアリングを行うのが「新宿中央公園」。高層ビルに囲まれた都心のオアシスで、有権者一人ひとりの声を地道に拾うあかりの姿勢が、流星陣営の大規模集会と鮮やかに対比されます。なお、あかりの出馬表明会見そのものは、第4話以降の選挙事務所と同じ木更津の旧人参湯(元銭湯)で撮影されました。

第7話で出馬表明会見の舞台が、ホテルの記者会見場じゃなくて木更津の元銭湯だったの、すごく好きでした。タイル張りの空間で「出馬します」と宣言するあかりの画は、本作が一貫して「生活の場から政治を起こす」物語だってことを、言葉以上に語っていると思います。

第9話 東京都庁・立川北駅下——告示日にあかりの選挙カーが走り出した場所

選挙戦の幕が開く告示日を描いた第9話で、あかりたちが届出を済ませ選挙カーが出発するのが「東京都庁第一本庁舎」前。そして、あかりが選挙戦の第一声をあげるのが「多摩モノレール立川北駅下」です。第2話以来くり返し映ってきた立川駅前が、ここで「あかりの選挙戦のスタート地点」として回収されるのが、本作のロケ地設計の妙ですね。

都庁前は誰でも自由に歩けるので、選挙カー出発のあの構図を現地で再現しやすいスポット。立川北駅下のモノレール高架は、街頭演説まわりのシーンで何度も使われてきた本作の象徴的な屋外ロケ地です。なお、第9話では木更津の旧人参湯が「月岡あかり選挙事務所」として正式オープンする場面でも再登場しています。

第7話 流山市立西初石中学校——あかりが養護教諭だった過去が描かれた学校

第7話では、月岡あかりが議員になる前に養護教諭として働いていた学校が回想シーンで登場します。撮影に使われたのは千葉県流山市の流山市立西初石中学校(千葉県流山市西初石4-455-1)で、関西テレビ公式の撮影協力クレジットとロケ地専門サイトの照合から特定されました。保健室登校の生徒・鈴原ほのかに寄り添うあかりの姿が、現在の「住民一人ひとりの声を拾う議員」としての原点として描かれていて、本作が一貫して持つ「地続きの人生」というテーマを補強する重要な回想ロケ地です。

つくばエクスプレス「初石」駅・東武野田線「初石」駅が最寄りの公立中学校で、通常は一般の見学はできません。在校生・教職員の生活の場なので、外観撮影を含め周辺での迷惑行為は厳禁です。あくまで「画面で振り返る」ロケ地として記録しておきます。

第8話 ホテルカデンツァ東京(旧光が丘)——流星陣営があかりの会見を見つめた特別室

第8話で、日山流星(松下洸平)と藤堂昴が、月岡あかりの出馬会見の映像をホテルの特別室から見つめるシーン。撮影に使われたのは練馬区高松のホテルカデンツァ東京(東京都練馬区高松5-8-1/旧「ホテルカデンツァ光が丘」)です。都営大江戸線「光が丘」駅から徒歩約10分の宴会・婚礼に強い大型ホテルで、劇中では最上級の特別室「天元」が、中央政界側の人物が陣取る「上から選挙戦を俯瞰する場所」として機能していました。生活の場(商店街・元銭湯)から政治を起こすあかり陣営との空間的な対比が、ここでも鮮やかに効いています。

あかりが元銭湯のタイル張りで会見しているのを、流星たちがホテルの一番いい部屋のソファから眺めている——この高低差の演出、第8話でいちばんゾクッとした画でした。同じ「選挙」を語っているのに立っている場所がここまで違う、っていうのが一目で伝わるんですよね。

第9話 富士見台霊園・八幡八雲神社——流星の墓参りと風間陣営のお祓い

選挙戦の佳境を描いた第9話では、八王子市の屋外ロケ地が複数登場します。日山流星が星野家の墓を訪れるのが八王子市大谷町の富士見台霊園、風間藍生陣営が必勝祈願のお祓いを受けるのが八王子市元横山町の八幡八雲神社です。さらに同話では、有明の有明セントラルタワーホール&カンファレンスで流星陣営の拡大選対会議が開かれ、組織選挙の物量が画面で示されました。いずれもロケ地専門サイトの各話照合で住所まで特定されています。

八幡八雲神社はJR・京王「八王子」駅から徒歩圏の由緒ある神社で、通常どおり参拝できます。選挙の必勝祈願という劇中の文脈と、実在の神社の御利益が重なる、巡礼しやすいロケ地です。

第10話 城ヶ島・諸磯湾——チームあかりが渡った「七丈島」の選挙遊説

最終章前編にあたる第10話で、チームあかりは遊説のため「都内の離島」七丈島へ渡ります。この劇中の架空島は、実際には神奈川県三浦市の城ヶ島・三崎エリアでロケが行われました。あかりたちが船で到着する「七丈島の桟橋」は三崎町諸磯の諸磯湾の桟橋(神奈川県三浦市三崎町諸磯1871番)、あかりが島の人々を前に立会演説をしたのが三和漁業協同組合 城ヶ島支所(神奈川県三浦市三崎町城ヶ島500番)の前、茉莉と五十嵐が腰を下ろして語り合うのが同じ城ヶ島の漁村センター付近です。半島の漁港の素朴な空気が、終盤のあかりたちが原点に立ち返る場面に重なっています。

都心の商店街やホテルを行き来してきた選挙戦が、最終盤で一気に海辺の漁港に出る——この場所の切り替えだけで「ここがゴールに近いんだな」と伝わってくるんですよね。城ヶ島の桟橋や漁協前は、観光地として普通に訪れやすいのも巡礼向きです。

同じ第10話では、選挙カーが走る場面として新宿・西新宿の熊野神社前交差点(新宿区西新宿6丁目16番)周辺、あかりが選挙演説をし茉莉が点字の法案ビラを渡すのが横浜市営地下鉄ブルーライン・中川駅前(横浜市都筑区中川1丁目1番)、茉莉と五十嵐が演説の片付けをするのが長津田駅北口のバスロータリー(横浜市緑区長津田2丁目1番)と、首都圏各地の街頭ロケが点在しています。あかりと蛍が選挙カーの中で休憩する駐車場は立川のCOMMONS TACHIKAWA(立飛)(東京都立川市泉町935番)、茉莉と五十嵐が訪れる「日本農林協同連盟東京支部」は大手町の大手町プレイス イーストタワー(千代田区大手町2丁目3番)、五十嵐と雫石が釣りをする釣り堀は市ヶ谷フィッシュセンター(新宿区市谷田町1丁目1番)でした。さらに第10話では、第1話で茉莉と流星の密会場所だった谷中の古書 鮫の歯(東京都台東区谷中7-5-11)が、今度は流星との再会シーンの舞台として再登場します。同じ古書の壁に囲まれた空間が、序盤と終盤で意味を変えて使われる構成が印象的です。いずれもロケ地専門サイトの第10話照合でシーン・住所まで特定されています。

最終回・第11話 東京都庁第一本庁舎——茉莉たちがたどり着いた選挙戦最終日のロケ地

2026年6月29日に放送された最終回・第11話では、選挙戦最終日の演説とその後の初登庁のシーンが物語の締めくくりとして描かれました。あかり陣営の最終演説の舞台は千葉県木更津市富士見1丁目のJR木更津駅西口、流星陣営の最終演説は千代田区大手町1丁目の大手町ファーストスクエア前です。第4話から選挙事務所として使われてきた木更津の旧人参湯(千葉県木更津市中央3丁目4番)は、最終回では虹が架かる印象的なカットで再登場しました。序盤から拠点として積み重ねてきた場所が、最後に象徴的な画で回収される構成です。

全11話を通して「選挙事務所」として使われ続けた旧人参湯に、最後だけ虹がかかる——通いつめた場所が最後に表情を変える瞬間は、ロケ地を追いかけてきた人ほど胸に来るんじゃないかと思います。

投開票に関わる場面としては、期日前投票所に使われたのが昭島市美堀町の環境コミュニケーションセンター(東京都昭島市美堀町3丁目8番)、茉莉が一人で物思いに沈むビル屋上が世田谷区松原の力蔵ビル屋上(世田谷区松原2丁目46番)、五十嵐が鷹臣・雫石に追いつく場面が日本橋と大手町を結ぶ歩行者専用橋竜閑さくら橋(中央区日本橋本石町4丁目1番〜千代田区大手町2丁目)です。そして物語の結末を象徴するのが、新宿区西新宿2丁目8番の東京都庁第一本庁舎での初登庁シーン。劇中でこれまで「架空の都庁シーン」の代役を水戸市役所などが務めてきた本作にとって、最終回で実物の東京都庁が初めて画面に映るという構成自体に意味が込められています。いずれもロケ地専門サイトの最終回照合でシーン・住所まで特定されています。

竜閑さくら橋は大手町プレイスの再開発にあわせて2018年に開通した歩行者専用橋で、日本橋川沿いの緑道と一体になった橋。電車を間近に見られるビュースポットとしても知られ、誰でも無料で渡れます。東京都庁第一本庁舎は展望室が一般開放されており、都庁舎内へ実際に立ち入って最終回のラストシーンを追体験できる、数少ない「本物の到達点」ロケ地です。

第1話 世田谷代田駅ホーム——茉莉が点字ブロックの男性に声をかけた小田急線の駅

第1話で、星野茉莉(三浦透子)が点字ブロックの上に荷物を置いていた男性にそっと声をかけるシーンの舞台が、小田急小田原線の世田谷代田駅(東京都世田谷区代田2丁目31番)のホームです。複線の地下化に伴って2019年に地下ホーム化された駅で、木をふんだんに使った温かみのある内装が特徴。視覚障害のある有権者への目線という、本作を貫くモチーフが第1話の早い段階でさりげなく置かれていた場所で、ロケ地専門サイト複数の第1話照合(loca.ash.jp・location.la.coocan.jp)で駅とシーンが特定されています。

小田急小田原線「世田谷代田」駅は下北沢駅の隣で、各駅停車のみ停車する駅。ホームは地下にあり、改札外からは入れませんが、利用者として普通に訪れられる公共空間です。点字ブロックを意識しながらホームを歩くと、茉莉のあの所作の意味が改めて伝わってきます。

同じ場所で撮影された他のドラマ——ジョイフル三の輪と砂町の名ロケ地歴

『銀河の一票』のロケ地のうち、特にジョイフル三の輪商店街と砂町文化センターは、過去にも多くの作品で使われてきた「名ロケ地」です。同じ場所が違う物語でどう使われたかを追うと、ロケ地そのものの魅力が見えてきます。

ロケ地 過去使用作品 放送年 シーン
ジョイフル三の輪商店街 3年B組金八先生 1979〜2011年 桜中学周辺の商店街シーン
万引き家族(是枝裕和監督) 2018年 家族が買い物する商店街シーン
各種CM 多数 昭和レトロな日常風景
砂町文化センター 地域系ドラマ・KOTOフィルムコミッション協力作 多数 住民集会・地域イベント
ドキュメンタリー 多数 江東区の地域文化拠点として
料亭玉家 政治系ドラマ・時代劇 多数 密談・会食シーン

特にジョイフル三の輪商店街は、戦後すぐの景観をほぼそのまま残している希少な商店街として、昭和や平成初期の物語の舞台に繰り返し選ばれてきた場所。『金八先生』や『万引き家族』を観たことがある方は、『銀河の一票』のオープニングを観た時に「あ、ここ知ってる」と感じた方も多いのではないでしょうか。

『銀河の一票』ロケ地への行き方/アクセスガイド

5箇所のメインロケ地に巡礼で訪れる場合のアクセス情報をまとめました。すべてのロケ地は東京・千葉・埼玉のいずれかなので、東京駅起点で1日〜2日に分けて回ることが可能です。

ロケ地 住所 最寄駅 徒歩 車・駐車場
ジョイフル三の輪商店街 東京都荒川区南千住1丁目 都電荒川線「三ノ輪橋」 1分 近隣コインパーキングあり
スナック ノンノン 千葉県松戸市栄町5-275-4 JR常磐線「松戸」駅西口 7分 駅周辺コインパーキング
料亭玉家 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-24-7 JR京浜東北線「浦和」駅西口 10分 近隣コインパーキング
国会議事堂前 前庭 南地区 東京都千代田区永田町1-2-1 東京メトロ「国会議事堂前」駅 3分 都心のため公共交通推奨
行田学校スタジオ 埼玉県行田市北河原 秩父鉄道「行田市」駅 車15分 スタジオ内駐車場(要事前連絡)
旧人参湯(選挙事務所) 千葉県木更津市中央3-4-39 JR「木更津」駅西口 6分 駅周辺コインパーキング
コインランドリー洗濯天国 東京都町田市能ヶ谷6-2-1 小田急線「鶴川」駅からバス 店舗前スペース

推奨巡礼コース:都内中心の3箇所(ジョイフル三の輪→国会議事堂前→東京駅でJR乗換→浦和の料亭玉家)を1日目、千葉・埼玉郊外の2箇所(松戸ノンノン→行田学校スタジオ)を2日目に分けるのが現実的です。1日目は公共交通だけで完結するので電車派におすすめ、2日目はレンタカーが便利。

運営者れおな

巡礼経路をシミュレーションすると、都内3箇所(ジョイフル三の輪→国会議事堂前→浦和料亭玉家)が地理的に最短ルート。荒川区→千代田区→さいたま市の動線で1日で回れる行程として、Google Mapsで所要時間を検証しています。

『銀河の一票』ロケ地の情報ソース

本記事のロケ地情報は、以下の情報源を組み合わせて確認しています。

  • 公式サイト:関西テレビ放送『銀河の一票』番組サイト(公式キービジュアル・キャスト情報)
  • フィルムコミッション:KOTOフィルムコミッション(東京都江東区・砂町文化センター撮影協力の公式発表)
  • SNS目撃情報:X上の地元住民・ファンの投稿(撮影日時・場所の特定根拠)
  • ファンブログ:複数のロケ地専門サイトとの相互照合
  • 店舗SNS:パブスナック ノンノンのSNS告知(撮影協力の言及)
  • 振付協力:RAG POUND(LDH傘下)のSNS投稿(OPダンス撮影地の言及)
  • 店舗SNS・地元媒体:木更津焼きそば(旧人参湯)の撮影協力告知・千葉県内ローカルメディアの紹介記事(選挙事務所=元銭湯の特定根拠)
  • ロケ地専門サイト:複数のロケ地データベースサイトの各話照合(コインランドリー洗濯天国・きむら亭・藤の台団地ショッピングセンター・蓮根歩道橋の住所特定)
  • 各話ロケ地データベース:第6話〜第9話の話数別ロケ地照合(ロイヤルパインズホテル浦和・洗足池公園・ロハスカフェARIAKE・大宮一の家・新宿中央公園・東京都庁第一本庁舎・多摩モノレール立川北駅下の住所・シーン特定)+関西テレビ公式各話あらすじとの整合確認
  • 各話ロケ地データベース(第1話):複数のロケ地専門サイト(loca.ash.jp・location.la.coocan.jp)の第1話照合(小田急線・世田谷代田駅ホーム=茉莉が点字ブロックの男性に声をかけたシーンの特定)
  • 各話ロケ地データベース(最終回・第11話):ロケ地専門サイト(location.la.coocan.jp)の最終回照合(JR木更津駅西口・大手町ファーストスクエア前・環境コミュニケーションセンター・力蔵ビル屋上・竜閑さくら橋・東京都庁第一本庁舎の住所・シーン特定)

最終更新日:2026年5月7日(第3話放送後)

追記更新日:2026年6月21日(第4話・第5話の確定ロケ地を追加。選挙事務所=旧人参湯/木更津、コインランドリー洗濯天国、きむら亭、藤の台団地ショッピングセンター、蓮根歩道橋の住所を特定)

追記更新日:2026年6月22日(第6話〜第9話の確定ロケ地を追加。ロイヤルパインズホテル浦和、洗足池公園、ロハスカフェARIAKE、大宮一の家、新宿中央公園、東京都庁第一本庁舎、多摩モノレール立川北駅下の住所・シーンを特定)

追記更新日:2026年6月23日(第7話〜第9話の確定ロケ地を追加。流山市立西初石中学校=あかりの旧勤務校、ホテルカデンツァ東京=流星陣営の特別室、富士見台霊園・八幡八雲神社・有明セントラルタワーホール=第9話の選挙戦シーンの場所を特定。第10話(6月22日放送)のロケ地は情報公開後に追記予定)

追記更新日:2026年6月24日(第10話の確定ロケ地を追加。劇中の架空島「七丈島」=神奈川県三浦市の城ヶ島・三崎エリア〔諸磯湾の桟橋・三和漁業協同組合城ヶ島支所・漁村センター〕、西新宿熊野神社前交差点、横浜市営地下鉄中川駅前、長津田駅北口、COMMONS TACHIKAWA立飛、大手町プレイス イーストタワー、市ヶ谷フィッシュセンターを特定。最終回〔第11話・6月29日放送〕のロケ地は情報公開後に追記予定)

追記更新日:2026年6月25日(第10話の確定ロケ地を再確認し、谷中の古書 鮫の歯が第10話の流星との再会シーンで再登場した点を追記。最終回〔第11話〕は2026年6月29日放送予定のため、ロケ地は放送・情報公開後に追記する)

追記更新日:2026年6月26日(第1話の確定ロケ地を追加。小田急小田原線・世田谷代田駅ホーム=星野茉莉が点字ブロックの男性に声をかけたシーンの撮影地を、複数のロケ地専門サイトの第1話照合から特定。最終回〔第11話〕は2026年6月29日放送予定のため、放送後に追記予定)

追記更新日:2026年7月2日(最終回・第11話の確定ロケ地を追加。JR木更津駅西口=あかり陣営の最終演説、大手町ファーストスクエア前=流星陣営の最終演説、環境コミュニケーションセンター=期日前投票所、力蔵ビル屋上、竜閑さくら橋、東京都庁第一本庁舎=初登庁シーンの撮影地を、ロケ地専門サイトの最終回照合から特定。『銀河の一票』全11話のロケ地情報が出そろいました)

他にもこのドラマのロケ地情報を見つけたら、ぜひ教えてください。Xの@film6kか、ハッシュタグ#ドラマロケ地情報で投稿していただければ、本記事に反映します。視聴者の読者の方の目撃情報がこのサイトの生命線です。

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この記事を書いた人

ドラマロケーションガイド運営者のれおなです。
ドラマロケ地巡りが好きな20代女性です。最新の話題ドラマのロケ地情報から、生き方、周辺マップ、他のドラマで使用履歴まで詳しくまとめています。

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